余暇の種類が少ないのも貧困化なの?
asahi.comに
という記事が掲載されていましたけど、
10代の若者が、1年間に1回以上経験した余暇活動は15.6種類。10年前より6種類減った。減少傾向は全世代でみられたが、10代~30代が顕著
若者が携帯電話のメールやインターネットに時間を割き、「余暇スタイルに大きな変化が生じている」と分析。賃金の抑制によって可処分所得が増えず、親が子に様々な経験をさせていないことも、余暇の過ごし方の「貧困化」を招いた一因
↑この指摘に頷く人って多いのでしょうかね、、、、
わたしの場合、休日にわざわざ人ごみに出かけるのが苦手なタイプなので余暇活動の種類が少ない=貧困化というまとめかたにはちょっと違和感感じました。
観光で食べている方もいるので、そういう方々には憂慮すべき数値なのかもしれませんけど、国内で家族で楽しめる観光地が画一化している感じがするとか、一見お手頃なサービスに見えて、それは経営効率化が寄与しており、結局高いグレードのサービスを受けようと思ったらそれなりに高額な出費を覚悟しないことには、結局余暇を楽しむのではなく、わざわざ不機嫌になるために出かけることになってしまい、これでは本末転倒なので自分が安心して過ごせるところで済ませている人も多いように思うんですよね、、、
記事がまったく的外れとは言いませんが、観光地における収益モデルとか広告・宣伝の成功事例を皆が参考にしながら事業展開してしまうことで、若者だけでなく40代、50代、いえそれ以上の年代でも、お金を吸い取られている感がどうも漂ってしまい、こういうところを敬遠するような層が年代問わず存在するような気がするのでした。
まあこういうのは、派手にお金を使う人が沢山出てくると「ただただ浪費」している、「刹那的で将来のことをちゃんと考えていない」、、、とか、余暇活動の種類が多い=軽薄短小、、、みたいな指摘されたりするんでしょうけどね(苦笑)