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費用を払うよりも貰うほうがそりゃ良いんですが、、、ペットボトル引取料“マイナス入札”問題

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引越しとかそういう一般生活において煩雑に発生しない事を経験するといろいろ思う事が出てきたり、勉強になることが多いです。

粗大ごみの引き取り金額が23区内でも採用している制度によって同じ品物でも引き取り価格が違うとか、結構引越しで排出してしまう粗大ごみの量はありますから、この辺も引越し前にやったほうが得なのか、後から処理したほうが安上がりなのかは移転する場所によって結構な費用の違いが出てくるようです。

ちなみに品川区の場合にはごみの個別収集をしていて1回の収集量も決まっていますから、引越しの時に1度に大量のごみを引き取ってもらうことが出来ないので、かなり計画的にごみだしをしなければいけないです(苦笑)

こんな経験をしたからか、こんなニュースが目に付きました。

「リサイクル危機…中国に流れる廃ペットボトル」話題!‐環境・エコニュース:イザ!

ペットボトルは容器包装リサイクル法(容リ法)というもので定められた、市町村が使用済みペットボトルを分別収集する▽「指定法人」の日本容器包装リサイクル協会(容リ協会)に引き渡す▽指定法人の認定を受けた事業者が容リ協会の入札に参加して引き取り、リサイクルするのがルールなんだそうですが、容リ法の枠外で、再処理業者より高く買い取る認定外業者に売却する市町村が増えているのだそうです。

この辺のエコとかリサイクルに関しては中小企業にとってのビジネスチャンスだ、、、というふうに喧伝していた雑誌の事を思い出したのですが、問題点はこんなところにあるようです。

 容リ法の施行時、国内で使用済みペットボトルの再生処理施設は不足気味だったため、民間の再処理事業者は自治体の要請を受けて設備を整えた経緯がある。市町村の分別収集量が増えても、独自売却が定着すれば、再処理事業者にとって“はしごを外された”形になりかねない情勢だ。

う~~む、ビジネス状況が変化するのは当然ありえますが、こういうケースを食らってしまう側は相当辛いものありますね、、、

財政難に苦しむ自治体としては、独自処理としてお金が入ってくるというのは目の前にぶら下がったニンジンとしてはかなり魅力的なのかもしれませんが、記事中にもあるように

容リ法の狙いは、安全・安心の確保を前提にリサイクルの質とトレーサビリティ(履歴管理)を保つ循環型社会を目指す点にある。

↑この基本理念を忘れてしまうとやはりまずいんではないかな、、、と。

定められた法律が完全って事はないでしょうから、素人にはわからないとか、表面化していない問題が山積しているかもしれません、、、

ただ基本理念として、リサイクルの質とトレーサビリティ(履歴管理)を保つ循環型社会を目指すというい理念に基づいて考えるのであれば、お金払うより、やっぱ貰えるほうが、、、ってなびいてしまうというのはちょっと違うのでは、、、と思ったのでした。

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