「振り込め詐欺」は「おれおれ詐欺」の関西方面向け代替案?
お年寄りなどから年金を騙し取る「振り込め詐欺」についての報道で「へ~~!?」と思うことがありました。
16日に放送された日本テレビ系 NEWS ZEROの中で振り込め詐欺の「撲滅アクションプラン」の中身についての解説などがされていたのですが、この「振り込め詐欺」の場合、「おれおれ詐欺」においてはこれまで発生認知件数が少なかった大阪などの関西方面でも被害にあっている人が増えているとのことでした。
17日付けの日刊ゲンダイのほうには以下のような紹介がされています。
大阪のオバチャンは「もうかった」という感覚に弱い。普段は警戒心が強くとも、「カネを返す」という言葉にマンマと引っ掛かってしまう。この手口は、後期高齢者医療制度が問題になった頃から増え出し、すでに今年の被害総額は、約30億円に達しています。
なるほど、、、と思いつつも、ホント?って微妙なところありますが、ちなみに都内集計で上半期「おれおれ詐欺」被害が最多なのは東京の杉並区だそうです。(ソースはこちら)
また、産経のほうには被害総額について以下のような記載がありました。
警察庁によると、振り込め詐欺は今年5月末までに認知件数で9874件、被害総額は約137億5000万円に上り、過去最悪の水準に近づいている。泉信也国家公安委員長は同日の閣議後会見で「コストや利用者への不便をかけるが、社会を挙げて取り組む必要があり、ご協力をいただきたい」と訴えた。
80過ぎの母親が地方でひとり暮らしをしている者としては、トラブルに巻き込まれないで欲しい、、、と思う事が多い今日この頃ですが、以前に問題になったリフォームトラブルのケース(割賦販売法を悪用しているようなケース)など、お年寄りを巡るさまざまな詐欺の手法には親身に話を聞いてくれたからつい、、、というようなケースもあり、自分の親に対するコミュニケーションの頻度や方法についても考えさせられる物があるのでした。