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3大新聞と呼ばれるものを知ったのは何歳だっただろう?

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我が家の子供からの話がベースになっているのであんまり参考にはならないかもしれませんが、我が家ではここ10数年新聞はとっていません。理由はやはりネットである程度のニュースに触れることは出来るからとか、紙の置き場に困るなどの理由からです。

ただ自分の子供時代を振り返ると、青森県では民放が2社しかなく、テレビ番組の編成も東京にくらべるとえらく貧弱だったわけで、暇な時には子供ながらに新聞を読んで暇つぶしをしていたのが自分でもかなり強烈に記憶に残っています。

さて、我が家の子供たちは物心付いたときからネットがあって、自宅に新聞は届かない生活環境です。

現在高校2年の長男が受験をする際に3ヶ月ほど新聞の配達を依頼した時期もありましたが受験終了と共に解約しました。

試しに、日本の3大新聞って知っている?って質問してみました。最初の2つは割りとすぐ出てきて、最後の1個に時間がかかっていましたけど名前自体は全部言えたのですが、彼らの頭の中に興味をもったニュースが読売の新聞に出ていたとか、朝日に掲載されていた、毎日の記事に出ていた、、、という感覚はほぼ皆無です。

おおげさな表現ですが、彼らにとってのニュースはYahoo! Japanなんですよね。

そこには時事通信とか、サンケイビジネスアイ、ITmedia、オリコン、その他もろもろのメディアサイトからニュースが配信されていても、彼らは気になった記事タイトルをクリックして本文をざっと眺めるだけで、文末にある配信先を記憶しておくとかいう事はしていません。(自分も見た記事すべての配信先を記憶しておくとかはしませんし)

あと数年して、こういう世代が社会人になっていくと、現在の新聞社のブランド価値ってどうなるのかな?と勝手な想像したのでした。

メディアリテラシーに関する教育って自分の世代では小・中・高のなかで授業の一環として受けた記憶がないのですが、余談モードとしてはキー局と新聞社の関係とかもテレビ番組のテロップを眺めていればその規則性には小学生でも気が付くことは可能だったりしますよね、あとメディアリテラシーに関することや、新聞各社の特性・特徴とかを自分なりに吸収していくためのきっかけは家庭で教えたほうが良いのかな、、、とふと思ったのでした(メディアリテラシーに関する書籍などを見ると教育現場で取り入れている様子も多数紹介されていますが、一般教育のカリキュラムとして確立しているかというと疑問なとこありますよね)

まあ年代が進むにつれて情報への接し方、選択のしかたも変わりますし、仕事上の必要性などもありますから、若年層の今だけを見て独断的な考え方はできませんけど、それほど社会情勢に敏感に接していなくても生活が成り立つ層に対して既存メディアのブランド価値をどう植えつけるのかってのも販売方式のビジネスモデルを捨てないのであれば、取り組むべき課題になりつつあるのかな、、、と思ったりしたのでした。

あと、塾での出来事ですが、受験の年には3大新聞社の新聞を3ヶ月くらいの契約で読みくれべればってアドバイスされたりってありますよね。

つい最近もこういう指導をいただく機会があったので、「毎日」入ってないよ、、、って言われるかもしれませんが、「くらべる一面 : 新s あらたにす」の認知度向上は担当の方には急務なのでは?とおせっかいを承知で思ったりしたのでした。

P.S.
次男が3つの新聞社の名前を覚えたきっかけは、職業実習で行ったコンビニで新聞を並べる仕事をしたから、、、ってのが個人的にはウケました(笑)

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