子供がいきなり「9年生」になってしまった(驚)
私には子供が2人居て、下のほうは今年普通だったら中学3年ですが、品川区の小中一貫教育への取組みの開始を受けて、いきなりこの4月から「9年生」になってしまいました(驚)
品川区では「品川の教育改革『プラン21』 」として、小中一貫校として小中一貫校日野学園、小中一貫校伊藤学園というのが人気を集めているようなので、こちらは施設一体型小中一貫校という括りなのでシステム面やその運用については比較的理解しやすいと思います。
わたしの息子が通っている学校は既存小学校と中学校が別になっている施設分離型連携校という奴にあたるらしく、この制度導入にあたっては平成10年あたりから構想がスタートしていたのですがいざ実施となると、やはりちょっと面食らったところがあります(苦笑)
公立の保育施設や義務教育機関を利用した(している)立場としては、特に品川区の場合、子供を育てる世代にとっては一時保育や幼保一体施設の情報や義務教育課程では 「学校選択制」というのがあり、この制度を利用するために引越しをして来る方も居るほどで、基本的な情報収集にあたってはやはり自治体サイトや学校ホームページが重要な役割を果たしていると思います。
実際にわが子をどの学校に入学させようか、、、という時にホームページの情報だけというのはあまりに一元的すぎると思いますので、実際には区役所への問合せだったり、卒業生や近隣の人たちの評判などリアルな情報を踏まえ、総合的に勘案して決めるのがやはり妥当だと思いますが、これだけ異色な取組みをしているのであれば、選択する側に対しての情報提供を
- 一定の規則を持った形で相互比較が簡単に行える状態
- 定期的な情報配信と蓄積
- 上記を踏まえた上での各校の特色を紹介
↑少なくともこの3点は押さえた上でホームページは運営してもらい、やはり一定書式・様式にそった情報配信についてはCMSが有効に機能するだろうと思うところで、あとは区内の学校サイトや教育委員会の情報について横断検索が実行できると非常に有難いと思ったりします。
Enterprise 2.0が今年はそれなりに盛り上がりを見せるだろうな、、と思うのですが、自治体の抱えるさまざまな事業領域でも、情報配信、更新通知、検索、共有、双方向性を実現していくところがどんどん出てきて欲しいです。
それと、教育関係のことについてはどうしても自分達の家庭のライフステージがその時期に差し掛からないと思いが及ばないと思います(自分もそうでしたし)。
ただ東京都という括りで考えてもかなり区によって制度や取組みへの違いがあるようですから、仕事をしながら子育てを考えている方は、実際にそういう状況になる前の段階で、自分の住んでいる自治体がどのような制度を実施しているのか、今後の取組みとしてどのような施策を考えているのかを自治体サイトで見てみるのは損はないと思います。