海外事例に見るインタラクティブ広告の効果
今泉さんのエントリーを拝見して、自社ブログに以前掲載した内容ですが、デジタルサイネージ&インタラクティブ広告についてのエントリーを追加させていただきました。
わたしの会社で扱っているCatchyooもネット管理可能なのですが、残念ながらそこまでの機能を使った案件には出くわしていないのです。(悔)
Catchyooをまだご存知ないという方は表参道ヒルズでカシオさんがやっていたイベントプロモーションというと「ああ、あれね!」と思われる方もいらっしゃるのではと思うのですが、昨年浦和にオープンしたPARCOさんにもこんな感じで設置されています。
個人的には今年は日本でもMicrosoftのSurfaceがいろいろな所にお目見えするのでは、、と思います。Surfaceがどんなものかはこの後に動画載せておきますので。
~~~~ここから下はパンチブログのほうからの転載になります。
CatchyooとUbiq windowを取り扱うようになってから、広告代理店や多くの方々から問合せをいただくようになりました(感謝)
このやり取りの中でCatchyooやUbiq windowを使用したプロモーションプランをクライアントに承認していただくためには、クライアント自身がどれだけインタラクティブ広告の意味を理解しているか?もしくは、その成果に期待するものがあるのか?という点が大きなポイントと思います。
ビジネスにおいては予算はとても大きなプロジェクト構成要素です。ただブランディングの一環として自社ブランド、個別商品・サービス認知のレベルやグレードというレイヤーでの思考を持たないクライアントに対してCatchyooやUbiq windowを薦めても残念ながら承認してもらえる可能性は低いかもしれません。
従来の屋外広告、壁面広告、施設内広告といった旧来メディアの基本概念(どこの場所で1日に何人が利用する場所)しか持たないクライアントには、ただ広告実施費用が高いという見え方しかしない場合も多くあるようですので、クライアントへの提案の際には是非とも以下に紹介するインタラクティブ広告の事例を織り交ぜていただくことをお薦めします。
ユーザがその広告を、見つめる、留まる、触る、そして「遊んで、楽しむ!」こんな体験を提供するインタラクティブ広告が、クライアントに正当に評価されていないのは非常に残念なことですし、こういった効果をブランディングを口にする企業担当者が理解できないのであれば、その会社への営業はするだけ無駄かもしれませんね(苦笑)
ちなみに、ここで紹介しているビデオをYoutubeから選定する際のポイントはユーザの反応がいかに見て取れるかを基準に選んでみました。
P.S.
提案書はどうしても紙になりますから、担当レベルから役員レベルにその提案書が渡る時点での情報のロスについても考慮する必要があると思われますので、インタラクティブ広告のプロモーション提案については極端な話DVDのみ作成するというアプローチも必要かもしれません。
■海外におけるインタラクティブ広告の事例
・Adobe Interactive Installation
Adobe社がAdobe Createve Suite 3のプロモーションとしてニューヨークで2007年7月に実施。縦2.1m×横4.3mに設置したディスプレイ広告の事例(中間で設置の様子も)
・Interactive vitrine (window)
NOKIA社の端末を模した巨大携帯をウインド越しに操作。擬似操作体験とwebへのリンクが可能
・Interactive Floor
大規模商業施設での床面広告利用事例(大型ディスプレイ広告のように複数社の広告とエフェクトを組み合わせたプロモーションが実施されている事例としてご覧ください)
■おまけ映像
・Cute Dog Playing Virtual Soccer
犬も夢中になるインタラクティブフロア(笑)
・Microsoft Surface - The Possibilities
マイクロソフトが最近販売を正式発表した(2007年8月)インタラクティブテーブルPCとも言うべきSurfaceの紹介ビデオ。デジカメやPDAなどのデータの交換シーンに注目!
・Diesel 'Liquid Space' Holographic Fashion Show
日本でも有名なDieselのファッションショーのビデオ。正確にはホログラムとは言えないかもしれませんが、ほとんど映画の世界を実現している感じです(驚)