雑草魂いうが本当の雑草はクレバーである
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先週の土曜日3週間放置した畑の雑草むしりをしたときこのネタを思いついたので、書いてみます。
雑草魂。言葉のイメージから精神論や根性論に近い感じを受けますが、実際の雑草はとてもクレバーなものです。
雑草の目的は何か?それは生き抜くこと。雑草は生き抜く為にあらゆる手段を活用します。それは、人間よりも賢いと思う部分もあるぐらいです。
まず、雑草は基本的に生命力が強い。雨が降らない状態で3週間ぐらい放置した私の畑の野菜は、半分ぐらい枯れてました。その反面雑草は元気いっぱいで畑の大半を占領していました。雑草魂というのはこの生命力の強さから来ていると思います。
そんな雑草にも天敵がいます。それは人間。人間は雑草が生えていると抜きにかかります。しかし雑草は抜きにかかる人間に対し、様々な知恵を張り巡らします。たとえばこんな感じで。
- 苔のように地面にへばりつき手で抜けないようにする
- 抜くことが出来ない野菜の間に生え、抜きづらい状態にする
- 地面に出ている部分だけすぐ抜けるようにして根を残す
- 根が異常に深くまで伸び抜けない
- 根がネットワークのように張り巡らされており、抜きづらくする
雑草は人間との戦いの中で、生き残るすべを自然と身につけているのでしょう。その反面、大事に育てている野菜は大半が貧弱で、放っておけばすぐ枯れるし、抜くのも簡単なものがほとんどです。
雑草魂といいますが、本当の雑草とは生命力があり且つクレバーなものです。改めて自然の賢さに気付きました。
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