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ブロガー waki が訪れる各地を、ITの視点から見てみると…

「IT/インターネット」はまだ重要インフラではない・・・・被災地の写真より

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宮城県、岩手県の多くの沿岸地域を訪問しています。4月上旬、5月のゴールデンウィーク後半にも訪れました。
災害ボランティアセンター、災害対策本部、避難所などのお手伝いをさせていただき様々な課題を目の当たりにしています。多くの方々がそういったレポートを出していますので、私から改めてお伝えはしませんが、1 枚の写真をご覧ください。

とても不思議な風景の写真です。

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道路は通行できるようになっていますが、両脇、および中央部分の破壊はとてつもない津波の力を想像させます。でも、普通にあるものが・・・。それは、電柱・電線です。東北電力が驚異的な速度で「電気」というインフラを復旧させているのです。驚異的な速度です!

しかし、私たちは IT業界。この写真を見て、「同時に高速インターネット接続ができるような光ファイバー網も敷設してほしい!!!」と強く願うのです。強く。
災害ボランティアセンターや避難所の方々に電気は届けられます、水道も届けられ始めました、同時にインターネットも、と願うのです。でも、それはまだ叶えられていません。ゆえに、そこに設置してあるパソコンも、なんとか au/DoCoMo/SoftBank/イーモバイルなどの線を組み合わせて通信ができる程度の速度しか出せないのです・・・(下記写真)。

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もしかしたら、「こんな時にインターネットなんて必要ない!」と思うかもしれませんが、インターネットと IT によってできることはとても多いのです。諸外国では「インターネット接続は国民の当然の権利であり生活のインフラ」と定めているところもあります。この復興でインターネットも重要インフラであることが位置づけられることを願います。IT業界にいる以上、そういう運動をしていきたいと思います。

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