第九回 大学 CIO フォーラム ~大学とクラウドのこれから~
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5月27日(金)は第九回 大学CIOフォーラム(マイクロソフト主催)が開催されました。
冒頭のご挨拶は、慶応義塾大学 村井先生、その後の講演を私が担当させていただきました。
多くの教育機関がクラウドを使い始めています。そして新しいコミュニケーションのスタイルとして、スマートフォンやソーシャルネットワークにチャレンジをしようとしています。
もしかしたら学内のシステムよりも学生が個人で使っている世界のほうが新しくて魅力的なのかもしれません。
このCIOフォーラムでは、システムの仮想化やクラウド化をすすめた大学さん(国士舘大学、徳島大学、山形大学、九州大学、筑波大学、立命館大学)からも事例やパネルディスカッションを披露していただきました。特に、「Salesforce.comやGoogleなどバラバラに手を出していたクラウドを Windows Azureに一本化でき、過去のオンプレミスの資産とも統合できるのはよかった」という貴重なご意見もいただきました。
もちろん、そこにはセキュリティやさまざまな規制や慣習がありますが、それが壁となるのではなく、その壁を正しく認識しながら、大学という存在が、最先端である必要があると感じています。これから少子化が進み、授業料収入の大幅な増加は見込めないばかりか、コスト削減を求められます(さらに、今年は節電も求められます)。と同時に、その逆方向であるオープンや、最先端、楽しく魅力的なキャンパスを支えるシステムづくりも求められます。
私は常に変化が必要なのだと思います。
それは研究・教育機関も、IT も、学生も、社会も。
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