世界遺産! 登録初日 岩手県・平泉に行ってみた
世界文化遺産としては、国内 12件目、北海道・東北地方でははじめてとなる 「平泉」 に行ってきました。そして登録されたのは今朝、つまり登録初日です!
東日本大震災の支援活動のために東北地方(特に岩手県)を訪れており、その合間を見て、北上市に戻り、1時間に 1本というダイアの東北本線で平泉駅に降り立ちます。
今回登録された正式名称は、「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園および考古学的遺跡群」です。ということで、建築物や庭園とその考え方に基づく遺跡が対象ということです。
さっそく、平泉駅からもっとも有名な建築物である「中尊寺」に向かいます。
ちなみに、本日は雨。しかし、駅周辺と遺跡周辺にはテレビカメラクルーもちらほら。そして、バスやマイカーによる観光客がそこそこいるではありませんか・・・。タクシーの運転手に聞くと、「いつも閑古鳥、でも、今日は多いかな?、でも、みんな観光バスかマイカーで来るからね・・・」。
確かに、電車は 1本/時間のダイアですしアクセスが良いとはいえません。
(正直びっくりするぐらい小さい駅です、こ、これで世界遺産の観光客をさばけるか・・・)
バスで数分の比較的近いところに中尊寺はあります。天候が良ければ自転車が最高ですね。自然いっぱいで、道路もきれいで、空気もおいしい。夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色、貼るには桜並木が満開だそうです。
参道を抜けて、本堂を観て、その後、いよいよ金色堂に向かいます。
ただし、金色堂は撮影不可・・・。ところが、その撮影不可の金色堂に足を踏み入れてみると、酔うほどに美しい金色の光が降りかかってきます・・・、これはかなり美しいです。ちょっと金閣寺のイメージとは異なり、彫刻のようなイメージ・・・。
金色堂が入っている建物の様子は、PhotoSynth で観ることができるように撮影をしました。
http://photosynth.net/view.aspx?cid=27ffb9bf-eb66-4c69-bf01-e60a1d9ce6e6
今年の夏は多くの観光客が訪れることになるでしょう。東北復興のシンボルのひとつでもあります。多くの人が東北に足を運び、笑顔で訪れることができることを願っています。