「『中小企業金融円滑化法』の施行に基づき、実際に金融機関に連絡してみた人~?」「はぁーい。」
「中小企業金融円滑化法」、ってのが施行されましたよね?
「中小企業」って言葉がついているから、事業主でも何でもない、一サラリーマンの自分としては全く無関係か、と思いきや、住宅ローンの借り手の個人は関係ある、なんて話を年末に聞いて、「へぇ~そうなんだ~」と思ったとですよ。
で、だから、と言って何か事を起こす訳でもなく1ヵ月近く過ぎちゃっていたのですが、ふと、電話してみようか、と思って自分が住宅ローンを借りている金融機関の相談受付窓口なるものに電話してみた、とですよ。
正直物凄く生活に困って困って仕方が無い、とは言える訳では無いのですが、年々年収が減っている事実(残業そのものが許されにくくなったり賞与が減ったり・・・と)、今借りているローンの固定期間優遇金利が終わって優遇分が無くなった、ということもあってですね、支払い額も増えている、ということで、まぁダメ元で電話をかけてみよう、言うだけはタダだし、と思った、とですよ。
まぁ、結論から先に言えば、何ともならんかった、とですよ。
相談受付窓口はとりあえず内容を聞くだけ聞いて、「後はご契約の店舗から連絡させますから」、という話。まぁ、それはそうですね、と。
で、後から契約の店舗から電話が掛かってきて、物凄く丁寧な物言いではあるものの、その回答の仕方がはっきり言ってマニュアル的であり、そもそも何を思って電話を掛けてきたんですか?的な感がありありと出てた、とですよ。改めて内容を確認する、だとか、相談に乗る、という姿勢がある訳でもなく一方的に回答をされた、とですよ。
「妹尾様の場合はですね、契約時の契約条件に沿って現在の金利になっている訳でしてね、それはもうどうしようも無いことですしね・・・」
・・・何と言われたかは正確には忘れてしまったけど。
挙げ句の果てに、そもそも相談受付窓口で話したこととは全然違う理解で話を捉えられていて、全くとんちんかんな答えをされた、とですよ。
そもそもダメ元で連絡していることもあり、その回答結果そのものについて文句を言うつもりは無いものの、回答仕方には、とても『金融機関は、できる限り、貸付条件の変更等の措置をとるよう努める義務を負うこととなります。』なんて空気はみじんにも感じられなかったなぁ・・・。
ちなみにただ金利を下げてくれ、と言った訳ではなく、元々の相談受付窓口には、「昨年末あたりから御行がうちの会社の社員向け優遇金利をやり始めたようだから、それに近くなるようなことはできないか?」という具体例を出してみて言ってみた、とですよ。
で、それの回答が、「お勤め先の社員向け住宅ローンの金利などは当行の関知する余地はありませんので、その借り換えに際してどうの、という相談には乗りかねます」(これも正確にはなんと言われたか忘れてしまったけど)
・・・そんなことは言うとらん!
なんかね、甘いっちゃ甘いんでしょうけど、トライするだけトライしたものの嫌な気分で終わっちゃいました(苦笑)
まぁ、自分の場合はこうだっただけで、この法律のおかげで助かった、という住宅ローンを借りている個人もきっといらっしゃるのでしょうね。
いや、確実にいてもらわなきゃ困りますけど・・・。