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「次世代」の定義

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割とよく簡単に使われ易い「次世代」という言葉。

実は今度自分が担当する業務が「次世代」を目指すらしい。
(なんと主体性の無い表現!嘆かわしい・・・と言われそうですが)

でも、「次世代」という言葉を定義しているものは意外と少ないような気がする。

うちにある辞書を片っ端から見てみたが、「次世代」という言葉は載っていなかった。
(「次世代」という言葉が最近のもので、うちの辞書が古いだけかもしれないが・・・)

単純にシステムインフラや開発するアプリケーションにおいてみても、何を以て「次世代」に移行した、と言えるか、はそれに携わる自分達自身が定義できない限り、答えを持てないような気がする。

自分は「次世代」を次のように捉えている。

・従来からあるものであっても、誰もが思い浮かばないような概念で新たに構成するこ

もしくは、

・従来無かったものだが、誰もが思い描く「それあったらいいのに」が実現できること

さらに言えば、それを求められる世界が、普遍的であればある程、影響範囲が広くなるので、より「次世代」と言えるかもしれない。

単に、想像できる範囲の延長戦上にあるものであれば、それはやっぱり「次世代」ではなく、バージョンアップなのでは無いだろうか。

今さらだけど、「Web2.0」という言葉は、単なるバージョンアップだったのか、「次世代」に移行したのか・・・?

NGNはその名に「Next Generation Network」と「次世代」を看板に上げている以上、やはり「次世代」なのか・・・?

「次世代」を目指さなくてはいけなくなった自分としては、この辺り(言葉の定義にも内容にも)に詳しそうな林さんに一度(シラフで)教えを請いたい、と思っている所である。

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