12月20日 正しき闘争心~相手がいなくても(#576)
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事業・商売、これらは真剣の戦いである。戦い抜く精神がなければ敗者となる。ただし、正々堂々の戦いでなくてはならない。他を陥れ、傷つけて、己一人が独占するようなことはあってはならない――松下幸之助さんは、昭和16年にこのように発言しています。
これを松下電器では「力闘向上」と呼んでいたそうです。力を尽くして戦うことで、自分も向上するという意味でしょう。
さて、最近は闘わない経営とかブルーオーシャン戦略という概念がもてはやされています。
しかし、どこまでも残るのが己との戦い。
闘わない経営などと言っても、実際はニッチなビジネスを探すということで、まずそのような探求自体が己との戦いです。
さらにそこで成功すれば、新規参入は必ず現れます。そのときに戦いも生じるだろうし、その後にはまた闘わないですむための探求という戦いが待っているわけです。
つまり「力闘向上」は今でも通用するスローガンだということです。
今日の一言)相手と闘わなくても、自分との戦いは必ずある。
本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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