12月18日 なすべきをなす~大切なのは心が満たされるかどうか(#574)
大切なことは、なすべきことを私心をはなれて断固として行うことだ、と松下幸之助さんは言います。
その例として、秀吉が本能寺の変のときに、大急ぎで毛利と和睦を結び、京に引き返して、光秀を討ったことを挙げていますが、この例は適切かどうか?
その答えはおくとして、大変な困難にあるとき、私心を離れて、なすべきことをすれば道がひらけてくるというのは、うなずける話です。
そうしていれば必ず応援してくれる人が現れるからです。
道をひらくという意味では、私心から出た欲望を満たすためにがむしゃらに行動するというのも一つの手でしょう。そのほうがモチベーションが湧くという人は多いのかもしれません。
しかし、実際にそれで成功したとしても、多くの人が心が満たされず不幸になると言われています。その人を応援する人でなく、利用しようとか、足をひっぱろうとかする人がむらがるからでしょう。
成功しようがしまいが、私心を捨ててなすべきことをするほうが、心は満たされるのではないでしょうか。
今日の一言)成功しようがしまいが、私心を捨ててなすべきことをなす。そのほうが心が満たされるから。
本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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