12月11日 腹をすえる~幹部社員の苦労に比べたら(#567)
"幹部社員には悩みや不安が多いのが当然で、それがいやなら職を辞せばいい"と腹をすえれば、そこから幹部社員としての仕事の喜びや生きがいを見出していくといける――松下幸之助さんはこのように言っています。
幹部社員というのは、大企業でも中小企業でも大変なもので、その負担に見合った給料をもらっている人はなかなか少ないように思います。
私はIT企業にいましたが、何百億~数千億円もの予算のプロジェクトのマネージャーをやっている幹部社員の姿を見て、これはとてもつとまらないと思ったのが、独立した理由の一つだったように思います。
あまり要領よく集客、集金のできない私は、独立後何度も経済的窮地に陥りました。今もそうなんですが、当時の幹部社員の苦労に比べたら、こんなのはまだまだ楽だと思わざるを得ません。
独立なんて思っているより簡単です。してしまった人はみなそう言います。そのうえ大して能力の高い人はいません。
ですので、企業で苦しい仕事をしていると思っている人は、それこそ"それがいやなら職を辞せばいい"のです。
そういう最終手段があると分かっていたら、苦しいと思っていた仕事も見え方が変わってくるのではないでしょうか。
今日の一言)会社の仕事が苦しくても、独立という最終手段があると知れば、見え方が変わってくる。
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1回の募集人数が少ないこともありますが、常に2回分満席になっています。
平日の昼間に、場所も横浜なのに、です。
求められていることをやっているからと言わせていただいてもいいのかな、と最近思い始めました。
2012年2月29日(水)分の受付をはじめました。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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