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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

11月9日 じゃましない~部下のモチベーションを上げるには(#535)

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人間というのは元々働きたいものであり、その気持ちをじゃましなければ、働きやすくしてくれる理解のある上司だと言われる、と松下幸之助さんは言います。

松下さんの言葉には、98%は納得、2%はちょっと違うんじゃないかという感じを受けるのですが、今日の記事には、久しぶりに目からウロコが落ちる思いでした。

そうか。じゃまをしなければ、人は勝手に働くんだ! 私には発見でした。

逆に言えば、人を辞めさせるのに仕事を与えないという方法がありますが、これがいかに効果的かということになります。

私自身のサラリーマン時代を振り返りますと、私は流す名人でして、自分でやらなくていいことは周りにうまく押しつけ、誰もやらなくていいことはまったくやらない。

ある意味、時間の使い方の名人なのですが、これが続くとやる気自身がなくなってきて、どんどん精神的に悪い状態になっていきました。

私が一番はりきって仕事をしていたのは、自分しかこの仕事ができる人がいなく、期限も限られていたときでした。

同じプロジェクトで、連続60日休みなく、ほぼ毎朝一番に来て、帰りは最終退室をするということが2回ありました。そのときが一番充実していたことを思い出します。

私は、妻に言わせるとこんなに仕事が嫌いな人間はいないと言われます。事実ですが、正確に言うと、他の誰かができる仕事を自分がやるのは嫌なのです。

ということで、チームで働くと、人に任せすぎてしまって、他の人たちは遅くまで働いているのに、自分は早く帰るということになりがちでした。これは精神的に辛い。

だったら人の仕事を手伝えばいいとおっしゃるでしょうが、その人にできることを自分がやるのはいや。

結果として一匹狼で仕事をやることになってしまいました。

なんだか途中から話がずれていきました・・・。

私のような人間が部下でしたら、これはおまえにしかできないといえば、勝手に働くでしょう。ただ、チームは持たせないことです。

今日の一言)人は邪魔しなければ勝手に働く。辞めさせたいなら、仕事を取り上げればいい。

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見込み客には会えるのに、なかなか提案や見積に進めない営業マンっていますよね?

ほとんどの場合、初回訪問で持っていく商談ツールに問題があるようです。

まさかとは思いますが、会社から与えられた商品パンフレットなんかで説明してはいないですよね?

11月30日分 満員御礼
12月21日分 あと2席 (11月9日 10時現在)

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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