11月8日 さらけ出す~現実歪曲フィールド?(#534)
欠点よりも長所を見る。性格が合わなくても仕事は評価する。そういうことに努めてきた結果、部下の信頼を得てきたが、それだけではなく、ほめるのも叱るのも、とにかく真剣で自分をさらけ出してきたからこそ、多くの人が助けてやろうと応援してくれたのでは――と松下幸之助さんは言います。
いま、スティーブ・ジョブズの伝記を読んでいます。
よく言われる、ジョブズの"現実歪曲フィールド"についても書かれていました。
ジョブズは、松下さんとは違って、欠点よりも長所を見るなんてことはしません。ただ、(自分がやってもらいたい)仕事ができるかできないかだけが評価ポイントです。
しかも極端で、世の中には「神」か「くそったれ」しかいない。もちろん「神」はわずかしかいませんが、ただ「くそったれ」が翌日「神」になることもあります。一貫性はまるでありません。
しかしながら、真剣なのは松下さんに負けていない。もしかしたら、もっと真剣なのかもしれない。
だから人の扱い方は最低と言われながら、現実歪曲フィールド(誰もが無理だと思っていることを可能にしてしまうジョブズならではの世界)に多くの人を引きずりこんで、次々と革新的な製品を創造していったのでしょう。
松下幸之助さん同様、ジョブズも自分をさらけ出すことで成功してきたのかもしれませんね。
今日の一言)自分をさらけ出すことで、周りを巻き込める。
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見込み客には会えるのに、なかなか提案や見積に進めない営業マンっていますよね?
ほとんどの場合、初回訪問で持っていく商談ツールに問題があるようです。
まさかとは思いますが、会社から与えられた商品パンフレットなんかで説明してはいないですよね?
11月30日分 満員御礼
12月21日分 あと3席 (11月8日 12時現在)
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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