10月26日 理念を打ち出す~なるほど!「理念」とはそういう意味か(#521)
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松下電器が海外に進出するにあたって、松下幸之助さんは「共存共栄」という理念を打ち出しました。
たとえば相手が発展途上国であれば、商売ではなく、相手国がどうしたら栄えるのかを重点に考える、というようなことが、その理念から導き出されるというわけです。
これは、いろいろな意味で理にかなっています。
- 儲けだけを考えている企業と比較して明らかに喜ばれ、好感を持たれる
- 相手国が栄えることで購買力が高まり、製品が売れる機会が増える
- その国の政府から感謝されることもあり、ますます好感度と知名度が高まる
結局、儲けを考えないことが、最後には儲けにつながるということです。
私は、今回の話を読んで、理念とは、「理にかなった念願」なのだなと、気がつきました。
今日の一言)理念とは、理にかなった念願(思い)。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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