7月8日 説得力～少なくとも内容ではない（＃411）
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松下幸之助さんは、説得力は大事だが、それは自然に生まれてくるものでも、技術でもなく、強い信念から生まれてくると言っています。
その通りだと思いますが、それだけでもない。
結局は、誰が言っているか、それに尽きると思うのです。
一番大きいのは、その人の実績だと思います。実績が一番の説得力を持ちます。
実績の次が、たぶん肩書きでしょう。
人柄も大きな要素ではありますが、実績や肩書きほどではありません。
実績も肩書きもあって、しかも人柄もすぐれていれば言うことはないのですが、多くの人は実績と肩書きだけで説得されてしまいます。
いやな話かも知れませんが、これが事実です。
少なくとも、話の内容が正しいから人を説得できるなどという考えは持たないほうがいい。
ただ、実績も肩書きも信念をもって仕事に取り組んでいれば、最後には得られるものです（信念がなくても持っている人もいますが、それは幸せとはほど遠いことだと思っていれば十分です）。
人を説得しようなんて、それからでいいのではないでしょうか？
今日の一言）人を説得する時間があれば、その分信念をもって仕事に取り組もう。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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