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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

7月17日 昇進~意外と正確(#420)

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何であいつが昇進したのに自分は・・・、という若い人に言いたい。

松下幸之助さんは、人の昇進をねたまず、拍手を送ろうといいますが、まあ、長い目で見れば、昇進というのは意外と正確なものです。私の18年ぐらいの会社員経験でも本当にそうです。

若くして昇進する場合は、試されています。で、ダメな場合は、その後ほとんど昇進できません。なので、若くして昇進するのは、あまり得ではないことが多いように思います。

もちろん、そのまま順調に昇格し、最終的には役員以上になる人もいますが、それは本当に実力があったのであり、それこそ拍手を送るべきです。

で、いつものように身も蓋もないことを言うと、あなたが昇格が遅いのなら、やっぱりそれは実力がないのです。

騒げば昇格させてくれる場合もあります。ただ結果としては、昇格しなかったほうが良かったケースが多い。実は私がそうだったと思います。

ただし、実力と言っても、職場が変われば評価も変わります。実際に私の先輩で、元の職場では私より管理職になるのが遅かったのに、転職したら会社の規模はあまり変わらないのに、すぐに役員になった人もいます。

自分に実力があると思うのに昇格しないのならば、職場があっていないだけかもしれません。文句を言う暇があったら転職を考えてもいいかもしれません。そこで冷静に考えて転職できる自信がないのなら、やっぱり実力が足りないだけのことです。先に実力をつけましょう。

今日の一言)昇格というのは意外と実力に応じているもの。ただ職場によって実力の指標が違うので、昇格できないと文句を言うのなら、転職すればいいだけのこと。冷静にその決断ができないのなら、先に実力を磨くしかない。

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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