7月15日 相談的~お願いやアドバイスにも使える(#418)
松下幸之助さんは、部下に命ずる場合でも、命令するのではなく、相談をもちかけるようにせよと言います。
ただ「こうしてくれ」と言うのではなく、「こういうことをしようと思うが、君どう思うか」あるいは「君やってくれるか」という具合にするわけである。(『松下幸之助 成功の金言365』)
これは、知恵があるなあと思いました。言われてみたらそうなんですが、私には思いつきませんでした。 会社にいたときにこういう言われ方をしたことがなかったもので・・・。
もう一つ大事なことを言っています。職場によっては、命令的に言わざるを得ない場合もあるが、それでも心の中では相談的な気持ちを持っていれば、それは伝わるだろう、と。
これは、命令・指示のような場合だけでなく、人にものをお願いする場合にも使える心構えだと思います。
アドバイスでも使えるかも知れません。あきらかなアドバイスなのに「これは提案なんですが」、「あくまで参考なんですが」と前置きする人がいます。これは傍から見ていると、実はちょっといやらしさを感じます。なんだかんだいって、相手を変えようという意思を感じるからです。
それよりも「これは相談なんですが」というほうがいいように思います。自分のためにやってくださいよ、ということで、相手に出番を与えることになるからです。
今日の一言)人に何かを頼むときや提案するときは、相談としてやってみよう。
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午後の部は再度満席になりましたが、まだ若干名受け付けます。夜間の部あと3席です!(7月14日10時現在)お急ぎください。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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