7月10日 人を育てるということ~これも結局は・・・(#413)
松下幸之助さんは、人を育てるには、「思い切って仕事を任せ、自分の責任と権限において自主性をもった仕事ができるようにしていくこと」だと言います。その理由は、どんな小さな仕事でも経営的な感覚をもってできる人を育てなければいけないからだそうです。
私は思います、結局人が育つかどうかは、誰が教えたかに、つまり誰が師匠だったかにつきる、と。
なので、「私は人を育てるのが仕事です」というような人には、その真意を聞くことにしています。
なぜなら、人を育てる仕事というのは、ないと思っているから。
自分の仕事、もっと言えば生き様で人を育てることはできるかもしれません。ただ、それは結果だと思うのです。たまたま、あなたの背中を見た人に感受性があっただけに過ぎません。
あなたが一生懸命に仕事に取り組んでいれば、感受性のある人が集まってきて、結果として育つ人も多い。そういうことなんだろうと思います。
松下さんが思い切って仕事を任せると言っている裏には、人を無理に育てようなんて思ってはいけないという気持ちがあると思うのです。
今日の一言)あなたが一生懸命仕事に取り組んでいれば、結果として多くの人が育つ。ただ、その人たちは育っただけで、あなたが育てたわけではない。
私が売れない営業マンだったときに一番知りたかったことを、トップ営業歴35年の吉見範一氏が教えてくれます。しかも、無料!
早く売り上げがほしい人のための「ストレスフリーの"飛び込み"営業」セミナー
午後の部満席となりました!夜間の部あと3席です(7月10日12時現在)!お急ぎください。
--
本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
--
新しいブログをはじめました。 → 悩み、考えることが好きな人のための哲学の森と川