6月29日 勝ち方~そのうえ品性まで問われる・・・(#402)
松下幸之助さんは、まず相撲を例にとり、どんなに強い力士でも正々堂々と勝たなければ、客は認めないだろうといいます。そして、事業も同じことだと。
いまは、もっと基準が厳しくなっているのではないでしょうか?
たとえば、朝青龍。私は、好きな力士で、今でも偉大な横綱だと思いますが、世間の評価は多少違うようです。
彼の勝ち方は、堂々としていました。圧倒的な実力があったから、せこせこ勝つ必要がなかったからです。
しかしながら、いろいろ事件も重なりましたが、結局は品格がないとされたことが大本の原因で、まだ全盛期なのに引退しました。
今や、正々堂々とやっているなんてことは、当たり前に求められることなのです。社会的な不正をしていれば、たちまち内部リークがあり、マスコミに追い詰められて、社会的に抹殺されます。
このような世の中を私は住みやすいとは思いませんが(※)、しかしながら商売繁盛のコンサルをする立場から言わせてもらうと、住みやすいかどうかは関係なく、人が感動するぐらいの品性がないと、これからの企業は伸びないということだけ言わせていただこうと思います。
※当然ながら不正を許せということではありません。不正を責めるときのやり方が、それこそ品性を欠いていないか、ということを問いたい。不正とは直接関係ない家族に石を投げつけるような行為がいいのか?という話です。
今日の一言)正々堂々はあたりまえ。人が感動するほどの品性がないと企業は伸びない。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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