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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

5月13日 生きた教科書~問題は教科書になれているか?(#355)

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松下幸之助さんは、若い社員に、会社には生きた教科書が転がっている、先輩の見習いをしているうちに仕事はおぼえられる、と言います。

本当にそうでしょうか?

これは、松下電器(現パナソニック)という会社が、常に社訓を暗証し、また経営者が常に社員に対して語りかけてきたということが大きいのだと思います。

普通の会社ではこのようなやり方では、先輩が誰かによって、仕事のやり方もてんでばらばらになるのではないでしょうか。

今日の一言)会社の先輩を生きた教科書にしたいのであれば、その前に社風を創っておく必要がある。

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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