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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

4月5日 心を入れ替える~それができれば一流の人、三流はこうしている(#317)

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松下幸之助さんは、命がけで仕事をしていないと、煩悶し、苦しむ。だから煩悶しているときは命がけで仕事に取り組めと言っています。

D・カーネギーも、『道は開ける』の中で、悩むや苦しみがあるときは、目の前の仕事に取り組めと言っています。

私の経験からしても、命がけとまでは言わなくても、一生懸命仕事をしているときは、悩んでいる暇などありません。動いているときは、神経症からもっとも遠い状態でした。逆に、しんどくなって投げ出せば投げ出すほど、苦しみは増しました。

とはいえ、悩み苦しんでいるときに、いきなり心を入れ替えて、一生懸命仕事ができる人はほとんどいません。

これができる人は一流の人だという気がします。そういう意味では、私など三流です。

私のような二流・三流の人間は、とことん悩み苦しむ時間が必要です。そのときに気をつけようと思うことは、次の二点です。

  • けっして自分を責めない(さぼっていても自分を許す)
  • 人に認められたいと思わない(休んでいるのに認めてほしいなんて強欲をもたない)

先月は、まさにこれらができずにはまっていました。1週間ぐらい悩んで、上の二点を思い出し、ようやく回復できました。

今日の一言)仕事に一生懸命になれないときは、自分を許し、人を気にしない。

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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