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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

1月17日 苦労~大丈夫、買わなくても苦労する(笑)(#239)

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自問自答)自分ははたして"筋金入りの人間か"。これまで得た学問・知識を十分に生かせているか。

私は、誠ブログの読者層を、誠Biz.IDと同じと想定しています(違っていたら教えてください>ITメディア関係者)。

すなわち「IT関係企業での仕事に従事しているか、従事していなくてもふつう以上にITを活用している人で、30代半ばが近づき、そろそろ技術以外のビジネス全般のことに関心を持つようになった人たち」。

自分自身、まさにそういう30代だったので、私のブログはそういう人たちにもっとも読んでもらいたいが、関心のある人は少ないだろうと想像しています。

私自身、30代のときに、松下幸之助さんの言葉になんかまったく関心がなかったからです。

今回松下さんは、「苦労はすすんでしなければならない、苦労は買ってでもしなければならない。そうしてこそ真人間になるのだ、ほんとうの筋金入りの人間になるのだ」と教わってきて、若い頃は反発したが、年をとってから尊い教えだと分かったと書いています。

こんな言葉に関心を持つ若い人は、やはり変わっていると思います。

そして、世の中はうまくできています。このような言葉に関心を持たない若い人は、買わなくても苦労するものなのです。

私自身がそうでした。十分苦労しました。もうギリギリまでやばくなり、ようやくこの手の言葉に真理があるのだと思うようになったときには、40代半ばを過ぎていました。

ということなので、多くの若い方に読んでほしい思っていますが、しかし素直に読む人には必要ないよなあというジレンマもあったりします。

まあ、自分の人生なのだから、自分で選べばいい。

一方で、私の人生は私の人生だから、自分がいいと思うことを書けばいい。

そのように思っています。

今日の一言)自分の人生は自分で選べばいい。

「私の人生は私の人生だから、自分がいいと思うことを書けばいい」――このように書くと、受け手を意識しない書き手のように思う人もいるでしょうが、それはそうでもないのです。

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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