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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

自主開催セミナー(に限らずイベント)をやりたいが躊躇している人に、たった一つだけ必要なマインド(#189)

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まずは日時を決めて、場所を取ってしまおう。

読者の中に自主開催セミナーをやりたい人が何人いるか分かりませんが、あらゆるイベントに通用する原理だと思います。

また、今から起業したい方であれば、どんな業種でも、イベントで集客するというのが事業を拡大するための最も有効な手段の一つです。

●コンテンツなんか、当日までにできればいい

自主開催セミナーで言うと、コンテンツがないので開催できないという人がほとんどではないでしょうか。

かく言う私も、そう思っていました。

しかし、すでに自主開催セミナーをやっている人たちは、もう全員が言うのです。

「森川さん。先に会場を取らないと、一生セミナーはできないよ」と。

そんな恐ろしいことができるか!と、私は思っていたのですが、ある事情でやらざるを得なくなりました。

法人を設立したのはいいのですが、仕事がない!コンサルが本業ですから、仕事を得ても、入金までタイムラグがある(実際に、コンサルの仕事が取れたのは、約1年後でした・・・)。

コンサル以外では執筆の仕事のあてもあったのですが、入金まで時間がかかるのは同じ。普通の仕事は、仕事を完了して、しばらくしてからお金が入るのです。

※その点、その月の仕事が終了していないのに、月の途中に給料がもらえるサラリーマンは恵まれていますが、自分がそうだったときは、もちろん感謝などしていませんでした(汗)。

先にお金が入ってくる仕事は、チケット販売と自主開催セミナーぐらいしか思いつきません(あとは殺し屋ぐらい?)。しかたなく、自主開催セミナーを始めたのですが、そのときには清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで、日時を決めて場所を取りました。

●コンテンツなんか、当日までにできればいい

そして、多くの先達にアドバイスを請いました。

とにかく、キャッチーなタイトルをつけること・・・。

告知文の書き方にはセオリーがあって・・・。

ターゲットを絞らないとダメだよ、たとえば・・・。

友人のメルマガに告知を掲載してもらいなさい。その際のお願いのしかたは・・・。

などなど。とにかく集客のアドバイスばかりで、肝心と私が思っているコンテンツに関するアドバイスはありません。

思い切って、ある人にコンテンツの相談をしたら、

「森川さんに何らかの専門性があるから、セミナーをやるんでしょ?だったら、ぼくからコンテンツについてアドバイスできることはないよ。集客についてのアドバイスしかしてくれないというけど、それらについて一生懸命考えれば、おのずとどんな話をしたらいいかも分かるんじゃないかな?コンテンツなんか当日の朝までにできればいいんだよ」

正直、気が楽になるようなアドバイスではありませんでしたが、なんとなくセミナーの本質がつかめたように思いました。

●あれからもうすぐ3年、いまでは・・・

こんなふうに大騒ぎしていたのが、2008年の1月ぐらいでした。もうすぐ3年になります。

昨日、クライアントの税理士さんとセッションしました。ようやく自主開催セミナーの日時と場所を決めてくれました。ここまでくれば本気なので、一緒にセミナーの企画書を作りました。

333営業塾のクライアントに対しても、セミナー開催の相談に乗っています。

いまでは人に対して、まず場所を取りましょうなどと偉そうにアドバイスするようになったわけです。

こうなれたのも、約3年前に、自分でそれをやったからです。

ここに来て、中小IT企業からの相談を受けることが増えており、ここ数ヶ月の新規顧問先は、すべてIT企業という状況です。

そこで、中小IT企業の経営者あるいは営業マネージャ限定のセミナーを開催することにしました。

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