システム開発事業は、新しい学校のリーダーズになれるだろうか
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レコードの枚数、CDの売上枚数で数えられていた2000年冒頭まで。ミリオンとか、ダブルミリオンとかで、売上を数えていた時代。その最後だろうと言われているのが、宇多田ヒカルさんのような気がします。
90年代、TKファミリーが、CDの売上も、音楽番組も席巻していて、その後はモーニング娘が怒涛のように楽曲を発表していた時代。
その後は、iPodの普及とともに、音楽は配信が当たり前になっていき、現在に至っています。今は、ミリオンといった数え方では合わなくなりました。各音楽配信サイトで、どれだけ聞かれているか、ですね。
ここ数年は、特にアーティストたちの登場スタイルが大幅に変わっていますよね。音楽番組も少ないですし、そこに出演しなくても人気のアーティストはたくさんいます。
その中でも、最近よく耳に、目にするのが、新しい学校のリーダーズですね。セーラー服姿で、歌ってる中身は中高生っぽくない。その服装で、海外でも人気になっているようです。
とまあ、エンターテイメントの世界はそうだとして、じゃあIT業界、特にシステム開発の「人月商売」は変化できているのでしょうか。
「短期間で作ったんだから安いでしょ」
この乱暴な意見に、明快な回答を出来ているSIerはいるのでしょうか。いえ、いない、とは言いません。ただ、業界として「解」を持つことは出来ているのでしょうか。
この人月商売は、あらゆるところに支障をきたしているのは、この20年ほどで分かっていることだと思いますが、未だに見積書に人月を書き続けているSIerは少なくないようです。
音楽業界のように、IT業界も変わっていかないといけない、と再認識している今日この頃です。
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