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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

我々はなぜ仕事術を学びたがるのか「〜〜に学ぶ仕事術」

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『ワンピース』に学ぶ仕事術(iTunesへリンク)」という電子書籍が、iPad/iPhoneアプリとして発売されていたのを、昨日何人かの方から教えていただきました。(アプリは昨日85円でしたが、今日は250円)ぼくも20巻くらいまで読みましたが、そこから先を読めていないワンピース。「あそこから仕事を学ぶのか??」という疑問が沸々とわいてきます。
 考えてみると、何々に学ぶ、といったタイトルの書籍って多いですよね。ということで、Amazonでそういうタイトルの本を検索してみました。(検索しただけなので、調べた、とは言いませんよね)

官僚に学ぶ仕事術
~最小のインプットで最良のアウトプットを実現する霞が関流テクニック~

 なんとなく惹かれるタイトルですね。(笑)「官僚に」というタイトルは好きではありませんが、サブタイトルが上手ですね。僕たちも、できることなら最小のインプットで最良、最大のアウトプットを出したいものです。

なぜ、20代女子社員は超ヒット商品を生み出せたか ― 「キリンフリー」大成功に学ぶ仕事術
 これは、ヒット商品が出たからこその本ですね。若干、後付けである気もしますが、ヒット商品の名前で売れる本というのもありますよね。

「戦場」から学ぶ仕事術-クビを切られない「戦う男」の鉄則 (講談社プラスアルファ文庫)
 なんだかドキドキするタイトルですが、戦争映画を見ていても、学べるところがあるように思うので、これはこれで書店で手にとってしまいそうです。「クビを切られない」というところが、少し受け身に感じるのは僕だけでしょうか。

ゴルゴ13の仕事術
 もうここまで来ると、突っ込んでもよさそうなタイトルですね。(笑)しかし、こちらもまえがきを見ると「ゴルゴは仕事の道具を自分流に改造する。でもバカは使えもしない新商品に飛びつく」とか「ゴルゴは商談で無駄話をしない。でも凡人はコビを売ってしまう」とか書いてあって、こちらも少しめくってみたくなります。

犬に学ぶ仕事術
 こちらに至っては、どうしてくれよう、なんて思う方もいらっしゃるかも知れませんが、桃太郎のお話を起業に置き換えて、犬は実務者である、と書いている神田昌典さん著の成功者の告白という本もあります。
 
 これ以外にも、外資系企業に学ぶ、とか、いろいろ出ています。考えてみると、僕たちは、体型立てて仕事術を学んだことがない気がします。新入社員研修はありますが、マナーと基礎的なことだったと記憶しています。効率よく仕事を進める方法なんて学んだことはありませんし、モチベーションを維持し続ける方法なんてのも学んだことがありません。
 
 ワンピースでも、ゴルゴ13でも、犬にでも、何でもいいから学んでみたくなるのが実情かも知れませんね。僕も過去に、そういうタイトルの本をたくさん読んできました。そうやって仕事を続けているうちに、だんだんと自分なりの仕事のスタイルができてきたり、コツが分かってくるのかも知れません。
 
 大事なことは、漫然と過ごすのではなく、せっかく本を読んだのであれば、その本に書いていたことを実践してみることだと思います。ワンピースのルフィなら、こういうときにどうするだろうか、ゴルゴ13なら、どう判断するだろうか(と考えるのがいいのかどうかは、この本を読んでいませんが)、という思考を巡らせてみること、そして実践してみること、だという気がします。
 
 かくいう僕も、多くの本を読んだ割には、さほど実践できていませんね。まだまだこういう本を必要としているのかも知れません。

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