「常に仕事のことを考える」と「ワーカホリック」は全然違う
経営者って、だいたいいつも仕事のことを考えているものではないでしょうか。もちろん、創業者と雇われ経営者では立場や責任が違うでしょうし、自分のお金をつぎ込んでいる人と、出資してもらっているのでも違うでしょう。出資してもらっているのを、気楽にとらえる人もいれば、もの凄く責任を感じている人もいますし。
以前、とても仕事が好きなのですが、飲みに行っても、合コンでも(笑)、いつも仕事の話ばかりしている人がいました。ワーカホリックとも呼ばれていましたが、彼の場合は自慢話が多い。だから、ワーカホリックとも違うのでしょう。
一生懸命仕事をするのはいいことです。給料見合いという言葉がありますが、僕はあまり好きではありません。30万円もらっているのと、50万円、80万円もらっている時で、仕事の内容は変わるかも知れませんが、一生懸命度合いが変わるって、難しくないですか。もし変えている人がいるとするならば、30万円もらっているのに、30万円分すら仕事をしていないのではないか、と考えてしまいます。(違っていたらごめんなさい)
しかし、一生懸命仕事をするあまり、家庭や自身の健康などを犠牲にしてしまうのは、ワーカホリックと言われる状態です。いや、本人が良ければそれでも良いのですが、体調を崩してしまっているようだと、どうなんでしょうか。
ワークライフバランスという言葉の定義は、人によって違うものだとは思いますが、体調を崩してしまっているようだと、それはワークライフバランスが崩れている状態ではないでしょうか。あるいは、家族や恋人に影響を与えてしまっているようだと・・・。
週末を迎えて、週末はちゃんと休もう、と思ったときに、ふと感じたことです。