失敗しましたか?では、必死でリカバリーしましょう
三連休のまっただ中、ではありますが、茨城県では暴風です。雨はたいしたことがないんですけどね。とにかく一晩中すごい風で、風の音で何度も目が覚めてしまったくらいです。
プロジェクトでも、営業活動でも、人間がやっている以上、なんらかのミスが起きてしまうことがあります。そのミスにもいろいろあって、ちょっとしたミスもあれば、取り返しがつかないほどの大失敗もあります。
取り返しがつかないほどの大失敗は会社判断になるでしょうから、今日のお話は個人で何とかなる(なりそう)レベルの話なんですが。
数年前と違ってセキュリティレベルも高くなり、個人情報保護にも厳しくなったわけですから、以前とは違ったレベルのミスが起きることもありますよね。以前なら大丈夫だったことが、今は認められない、といったことです。
ただ、気をつけないと、プロジェクトメンバーや営業マンが、その意識についてこられていないことがあるそうです。前は大丈夫だったんだから、今もそんなに違わない、とでも思っているようで。
法律だけではなく、ルールが変わるということは、我々の意識も変わらないといけないということです。所変われば、といいますが、それに近しいものかも知れませんね。
さて、ミスが起きたらどうするか。僕なら、正直言って逃げ出したくなることもあります。逃げてもばれちゃうので(笑)逃げませんが、意識はそれくらい追い込まれることがあるということです。
じゃあ、逃げないのならどうするか。これはもう、トッププライオリティで、必死で対応するしかないわけです。必死で対応し、謝るべきところは、出来る限り対面で謝り、もうカバーしようがないくらいのところまでやるしかない、と思うんですよね。
これも、プロフェッショナルの定義のひとつだと思います。ミスを起こさないのがプロ、かも知れませんが、起きたミスを必死でリカバリーするのがプロフェッショナルであるように思います。
僕も何度か経験があるのですが、必死でリカバリーし、なんとかなったときは、その取引先との関係は、前より強いものになっていることが多いんですよね。これって、必死でリカバリーした、その対応を見てくれているのかな、と。
数日前、自宅の近所にある中華料理屋さんに行きました。いつもいる店員さんがいなくて、若いお兄さんとおねえさん。おそらくオーナーの子供さんじゃないかな、という感じ。
それで僕が頼んだ料理は「牡蠣」を調理したものだったのですが、出てきた料理は「チキン」。たしかに調理方法は似ているのですが、全く別物。お兄さんに言ったところ、素早く厨房に謝りにいって、すぐに僕のテーブルに来ました。
「すみません、僕の間違いでした。すぐにお持ちしますので、もう少しだけお待ちいただけますか」
素直に謝る姿勢、身内(厨房)にも謝り、客にも謝る。ミスはミスとして認め、代替案を提示する。この姿勢って、どこかで習って身につくものでもないでんでしょうか。むずかしーなぁ。