既に失敗しているプロジェクト
»
久しぶりの投稿で恐縮です。
この2ヶ月半というもの、平日はほとんど関西にいます。
当初は今年から始めた、プロジェクト診断サービスの一環で、「火噴きプロジェクトを少し見てみる」ということでした。
実際に行ってみて驚いたのですが、よく見るとプロジェクトの目的とは全く逆の結果を生む状況で開発が進められていたのです。
想定のアーキテクチャはほぼそのまま実現しているのですが、ほんのチョットした違いで、そのアーキテクチャによって生み出したかった結果とは全く逆の結果を生み出す活動になっていました。
機会があれば詳細はお伝えできるようになると思いますが、いずれにしても上記の指摘をさせていただいた結果、プロジェクトは数ヶ月後の納期を待たず、すぐに中止となり、裁判となる方向なので、ここで詳細は書きません。
本当に短期間でしたが、目に入った問題点を挙げると、「元請けプロジェクト・マネジャーと下請けとの間で[そもそも何の為のプロジェクトなのか?]という意志疎通ができていない」「ユーザーの業務、現場を誰一人しっかりと見ていない」つまり「成功の定義を明確にしていない(よくある[いままでと同じ]。しかし、どうだったらいままでと同じなのかは不明確のまま)」という、極めて単純かつ初歩的なことでした。「プロジェクトマネジメント不在」が原因です。
折角の仕事が半月もしないうちになくなるところだったのですが、そこはIT業界らしく、なし崩し的にCIO補佐業務で2ヶ月を超えるホテル暮らしがつづいています。
ホテルもさすがにしんどくなってきたのですが、あと数ヶ月はつづきそうです...
SpecialPR