子供に【早く】伝えたいマネジメント力(3)
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リーダーシップは「確信」から
業務システム開発のプロジェクト・マネジャーとして仕事を進めて行くということは、チームメンバーだけでなく、一次契約者、顧客の皆さんとの共同作業になります。
実際にシステムを作っていくのは私含めプロジェクト・チーム・メンバーですから、最終的には与えられた制約の中で、我々開発チームが「現実に作る事ができる進め方」を考え出し、チームメンバーだけではなく、一次契約者、顧客の皆さんには、プロとしてこちら側が提示する進め方に「(実は)従って」いただかなければなりません。
プロジェクト・マネジャーの役割を成功裡に終えるには、どうしてもリーダーシップの要素が必要になります。
一般的なリーダーという柄ではない私が、どうやってそのあたりを実現できたのかを考えてみたところ、最も重要なのは「確信を持てるプランがあった」ということでした。
起こりえる問題についても可能な限り考え尽くしているので、たいていの場合はすぐにリカバリーできるという確信も持てるようにしてきましたし、確信が持てないところは、その理由と共にあらかじめ明確にし、確信が持てるところまで持って行くにはどうすればよいかについて確信を持って伝えてきました。
他にもっと良い代替案でもあれば別ですが、目の前にある「上手くいきそうなプラン」に従うのは普通の事と思います。
そして恐らくは、その確信が影響して、安心感を持てる振る舞いになると言うことこともあるのではないかと思います。
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