17. 人生の「ターニングポイント」を感じる時
新入社員研修が始まると、どうしても書き込みが少なくなります。だめだなぁ。
さて、昨日は私の48回目の誕生日でした。なんと、年男です。あと2年で、半世紀生きたことになります。ここまで、長かったような短かったような・・・
今年は、いろいろな意味でターニングポイントのような気がします。
まず、先ほども書きましたが、年男です。なんとなく、なんですが、やはり12年周期って、特別なものを感じますね。次の年男って、還暦ですもんねぇ。
それから今年は、講師という職業を初めてちょうど25周年、ある意味節目の年です。私が講師デビューしたのは、1991年7月14日。「UNIXオペレーション基礎」という、3日間の研修でした。その頃に先輩講師(いわゆる、OJTトレーナー)から言われた3つの言葉を胸に、今日まできました。
また、弊社事務所を移転しようと考えています。今までは約7平方メートルの事務所(というか、部屋)だったのですが、引っ越しをしたら一気に73平方メートルの事務所になります。ただ、引っ越しを大々的に発表するかどうかは悩みどころ。引っ越し先には宅配ボックスがないため、そこに荷物を届けていただいても受け取れないんですよね・・・ですからもしかしたら、公式な住所はとうぶん今のままでいくかもしれません。
というわけで、なんとなくターニングポイントのような気がする今年、なんですが。いわゆる「人生のターニングポイント」ってのも、今までにいくつかありました。転職や引っ越しのような大イベントは別ですが、たいていのターニングポイントは、振り返って、「ああ、あの時がターニングポイントだったなぁ」って思うようなことのほうが多いような気がします。そんな、今になってわかる(仕事上の)ターニングポイントは・・・
- 1993年、当時の勤務先で初めてPC関連の研修をすることになり、私がその第一担当になった(それまでは、ミニコンやオフコン、UNIXワークステーションなどの研修しかしてなかった)。初めて担当したPC関連の研修は「Windows 3.1 プログラミング環境」というMicrosoft University だった
- 1997年、ヒューマンスキル系の研修をやり始めた。初めて担当したのは「講師養成講座」。それ以後、徐々にIT系よりヒューマンスキル系の仕事に比重を置くようになり、今は 8:2 ぐらいでヒューマンスキル系の研修のほうが多い
- 1999年(だったと思う)、大阪所属の人間なのに、なぜか東京のプロジェクトに参画。しかもプロジェクトメンバは私だけ。この頃から、「関西に住んで、東京で仕事する」生活が始まる。最近では1年のうち180日ぐらいは東京をはじめとする「関西以外」で仕事をしている。
- 2006年、EXIN社において、同社の認定審査員になる。このお仕事で知り合えた方々のすごいこと!みなさん前向きで、アグレッシブで、仕事熱心で、楽しい。現在にわたって、強烈な刺激と、新たなビジネスチャンスをいただくことになる。
- 2009年、初めて(共同執筆ながら)市販の本を書く。それまで何度か雑誌の連載記事などを書かせていただいていたが、私の名前が著者として載る本を書いたのはこれが初めて。以降、何冊かの本を(だいたい共同執筆で)書かせていただいている。「いつか、本を書きたい」という、新入社員になった時の夢がこのとき叶う。(そのかわり、しめきりに追われる生活も知ることになるのだけれど)
とまぁ、こんな感じですかね・・・
どんなことにも首を突っ込んでみる、とにかくやってみる(45歳を過ぎた頃から、「選択と集中」などと言ってエラソウにも仕事を選ぶようになりましたが)という精神でここまできたら、なんとかなった、という感じです。お客様や仲間にも大変恵まれました。ターニングポイントって、そんな中に潜んでいるものだ、と感じています。
なかなか痩せないことは、いいわけが先行していますけどね・・・