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人を動かすものは何でしょうか?様々な「座右の銘」から、それを探っていきたいと思っています

7. これぞ新発想!究極のホワイトボード「バタフライボード」

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私は研修で、よくホワイトボードや模造紙、スケッチブックなどを受講者の方に使っていただきます。
3人~6人程度でグループを組んで、研修のテーマに沿ってグループ・ディスカッションを行っていただき、そのディスカッションの結果をホワイトボードや模造紙などに書いて、他のグループに発表していただくのです。

良く使うのは、セーラー万年筆の「どこでもシート」。静電気の力で、壁やガラス窓、木の板など本当にどこにでも貼れるシートタイプのホワイトボードです。近頃は透明タイプのものも出ていて、研修の際にはとても重宝しています。

そして最近、とっても新しいアナログガジェットをみつけました。その名も「バタフライボード」。
A4サイズのカード型ホワイトボードなんですが、これがものすごく工夫されているんです。
工夫のポイントは、薄型のマグネットが内蔵されていること。このマグネットが絶妙に、複数枚のバタフライボードをまるでリングノートのように「くっつけて」くれるんです。

詳細はこちらを見ていただくとして、私が感服したのは「この世界にはまだ発明の余地があったか!」ということです。
ホワイトボード+模造紙 という観点で発明された(であろう)「どこでもシート」、
ホワイトボード+ノート とう観点で発明された(であろう)「NuBoard」 などが登場したときも、本当に驚きました。この世界には、こんな発想をする人がいたのか!と。
しかし、個人的には、この「バタフライボード」は、それらの発明品をはるかに凌駕する何かを感じるんです。どこでもシートやNuBoardのような足し算の発想ではなく、単にホワイトボードを小さくしただけ、という引き算の発想でもない。今までになかった、でも発明されてしまえば「この手があったか!」と思わせる、まさに新発想、コロンブスの卵です。完全にやられました。

あとは、このバタフライボードをどう使いこなすか、ですね。使い方のアイデアは無限大。今度は、発明者が思いもつかなかったような使い方を「発明」して、発明者を驚かせる番です。

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