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人を動かすものは何でしょうか?様々な「座右の銘」から、それを探っていきたいと思っています

12. アナと雪の女王は一見の価値あり!

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先日、「アナと雪の女王」を見てきました。各方面で大絶賛の映画なので、私自身ディズニー好きなわけではありませんが(一部の方は誤解していますが、私はディズニー好きなのではなく、東京ディズニーシーが好きなのです)見てきました。しかも吹き替え版を。

松たか子さんや神田沙也加さんの歌声もさることながら、映画の細部がよく練られていて、最後まで圧倒・感動しながら拝見しました。なるほど、これは大人気なのもわかります。

その一方で、この映画には今までのディズニー映画らしくない「ひねり」が随所に見られます。一時期、ディズニー映画は興行成績が芳しくありませんでしたが、最近は結構ヒット作を連発しているようです。そんな中、あくなき挑戦を続けるディズニー映画には感服します。

どんな「ひねり」かって?ええと、まだご覧になってない方もいらっしゃるでしょうから、ネタバレにならない程度に・・・

  1. ディズニー映画史上初の「ダブルヒロイン」。"アナ" と "雪の女王" の両方がヒロインです。物語上の主人公は "アナ" なのでしょうが、原題が Frozenであることを考えると、"雪の女王" も非常に重要な主人公であることに間違いはありません。
  2. ディズニー映画では、悪役のことを「ヴィランズ(villains)」と言います。単数形は「ヴィラン」ですね。ディズニー映画の過去の作品のことを考えると、途中で心を閉ざしてしまった "雪の女王" がヴィランになっていく、というところでしょうが、本作品では "雪の女王" はヴィランになりません。代わりに別のヴィランが登場します。このヴィランにもひねりが・・・
  3. ディズニー映画のお約束、「ヒロインの危機を王子様が救う」。白雪姫や眠れる森の美女が有名ですよね。でも「アナと雪の女王」は、ここにもひとひねりあるんです。

これ以上書いたらネタバレになりそうなのでやめておきますね。ディズニー映画の王道をいっているのに、ひとひねりもふたひねりもある、「アナと雪の女王」。ホント、一見の価値ありです。






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