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人を動かすものは何でしょうか?様々な「座右の銘」から、それを探っていきたいと思っています

最終的には、「ひとがら」なんですよ

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私の住んでいるマンションは、現在 築10年 の大規模修繕工事の真っ最中です。

で、その修繕工事をどの施工業者にお願いするかって話になった時のことなんですけどね・・・

管理会社推薦の元、結局4社の施工業者が最終選定に残ったんです。
で、この4社を順番に読んで、最終プレゼンテーションをしていただいたんですね。

正直なところ、「我々はこれこれこういう技術を持っています」とか「こういった実績があります」とか「お客様のためにこんな努力をしています」とかってのは、どの業者さんも似たり寄ったり。私やほかの住民の方にもっともっと建築の知識があったら、見方も違っていたかもしれませんが。

結局、「この業者さんにしよう!」と決めたのは、価格・・・ではなく、工事責任者になる予定の方の「ひとがら」でした。申し訳ないのだけれど、この工事責任者の方のプレゼンテーションは、はっきりってヘタクソでした。隣におられた営業担当者の方もヒヤヒヤしておられたのではないかと。でも、「技術者として、職人として、一生懸命やります!」という気持ちが、4社の中で一番伝わってきたのは、まぎれもなくこの方のプレゼンテーションだったのです。

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話は変わりますが、ジャ〇ネットた〇た の 高田社長のプレゼンテーションが心ひかれるのは、甲高い声のせいでも、独特のイントネーションのせいでもありません。「この商品を買ってくれる人に幸せを提供したい」という熱い思いがあるからです。その熱意を一生懸命伝えるから、みんなが共感してジャ〇ネットた〇たさんから買うのだと思います。それと同じぐらいの熱意を、この施工業者の責任者の人から感じたわけです。

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私はよく、プレゼンテーションの講習会を担当します。その時にいつも申し上げているのは、次の3点です。

  • プレゼンテーションは、聴き手の行動に影響を与えて初めて意味がある
  • プレゼンテーションは、「聴き手にどうなってほしいか」という目的がはっきりしないと成功しない
  • プレゼンテーションに必要なのは、熱意と堂々とした態度である

今回の施工業者さんのプレゼンテーションは、まさにそれを実感するものでした。
みなさんももしプレゼンテーションをする機会があれば、上記の3つを心に留めてやってみてくださいね。熱意だけでも、空回りするかもしれないけれど・・・

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