OJTトレーナー同士のふりかえりミーティングは、とても学びが大きい。
OJTトレーナーミーティング。
新入社員や若手社員のOJTトレーナーの皆さんが、自主的に定期的に集まるか、人事などが音頭をとって定期的あるいは不定期に集まるか、主催や頻度は異なれど、結構多くの会社で「やってます」と聴くので、かなり一般化されたイベントの一つかと思う。
勤務先でも定期的にOJTトレーナーミーティングを開催している。
弊社は、中途入社社員にもOJTトレーナーを一定期間付けているので、中途入社社員のOJTトレーナーでも新卒新入社員のOJTトレーナーでも、同様にほぼWeeklyにふりかえり&情報共有のために集まっている。
これが非常に良い!
誰にとってもものすごく学びになる。
考える機会にもなる。
以下は、あくまでも単なる例なのだが、
たとえば、OJTトレーナーがこんな場面に直面したとしよう。(本当にあくまでも例である)
「別部署から、うちのトレーニー(中途入社者ありは新入社員や若手社員)に社外ミーティングに同席させてあげるよ、と連絡をもらったのだが、結構、ややこしい案件で、お客様も厳しめな方が多く、いきなりトレーニーが同席したら、面食らうんじゃないかと心配。
OJTの一環として同席させるか、それとも、もう少し、柔らかめな雰囲気になりそうな社外ミーティングに同席させるところから始めるか。どうしたものでしょう?」
・・・
これって、一概に「こうしよう!」と答えが出ないもので、こういうことを、私はどう思う、私はこう思う。
これはメリットだが、留意点はこれだよね。
いや、そんなに心配しなくても大丈夫だよ。
いやいや、もし、ショックが大きすぎたら・・・
え?でも、仕事っていいことばかりじゃないし、最初からそういうハードな経験もあってもいいんじゃない?
フォローすることさえできれば・・・
うーん、
やはり、最初は、もう少し柔らか目で・・・
・・・
と、傍から見れば、どうってことない議論かもしれないのだが、当人たちは、こういう一つ一つを、
「どうするのがBetterなのか」
を真剣に考える。
もう、考える時間で言ったら、トレーニーより多いかもしれない。
だからOJTトレーナーを担当すると、成長する機会となるのだ。
・・・
というわけで、Voicyもそんな話。
人って、具体的なケースで考えることに意味があって、自分はどう考える、その理由は?判断基準は?も言語化できるし、他者のそれを聴いて、自分と異なる視点、視座をもらえるという機会でもある。
育成側のミーティング。おすすめである。
そして、この本もおススメ。
『事例で学ぶOJT』
OJTの副読本としてご活用いただいてます。