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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

なぜ年齢を重ねるごとに態度が偉そうになるのか。

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50代が大勢いらっしゃる研修、あるいは、管理職研修(つまりはミドル以上が多い)で、腕組み比率がとても高いのですね。

それがとても偉そうな感じというか、拒絶のムードというか、「どれどれお手並み拝見」とおっしゃってでもいるような雰囲気なのですが、よく若手社員も、「上司がそっくりかえっていて怖い」とか「腕組みしたまま話を聴くから拒絶されているような気がする」とか悩んでいたりします。

その、シニアの腕組み、


「筋力の衰え」

という説を知りまして、うわ、うわー、大変だ、と焦りました。

筋力が衰えていることの表明としての腕組み。

そう言われれば、若者が腕組みしないのもうなずけます。なるほど。

腕組み、頬杖、どちらも「筋力の衰え」。

こりゃ大変です。

「老いをアピール」しているようなものです。

私も腕組みしてしまうことがありますが、はっ!として、腕をほどき、頬杖もほどき、なんでもほどくようにしています。

偉そうに見える態度というのは、実は、筋力の衰え・・・。かなり衝撃的ではありませぬか。


・・というわけで、愛されシニア、なんだかすごい勢いでPVが伸びているようです。お読みいただき、ありがとうございます。

若手が指摘できないシニアの恐い顔と態度 自覚すれば改善は容易

この連載、およそ2年続いておりますが、次は、シニアの強みを書く予定です。

シニアだって褒められたい!

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