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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

OJT:「正確」な報告ができる人になって欲しい

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OJTトレーナー研修で、「後輩にはどんな人になって欲しいか」を議論していただくセッションがあります。

「期待する人材像」を考え、言語化するわけです。

様々な「こんな人になって欲しい」「こういう人に育って欲しい」が出てきます。

先日、こんなことをおっしゃる方がいらっしゃいました。

とにかく、「正確」な報告ができる人になってくれればそれでいい。

まず、ちゃんと報告する。

それが可能な限り「正確」であること!

それさえやってくれれば、あとは周囲が何とかできる。

困るのは、報告がないこと、あっても、嘘や脚色が混ざること。

なるほどー。

確かに、新入社員というか、後輩の報告には、いくつかパタンがあって、

●報告しない
●報告が遅い
●過小報告のみ
●大げさな報告
●嘘というか、脚色の報告
●結果じゃなくて、延々とプロセス報告(言い訳ともいう)

など、実にバリエーションがあります。

過小でも過大でも周囲、特に上司や先輩はサポートしづらい。なんぜ、状況が正しく把握できないから。

だから、1年目の人材像として、「できないこと」「失敗すること」なんかたくさんあっていいから、とにかく、「正確な報告」をしてほしい、それができる人になって欲しい、というわけです。

実際、中高年になっても「正確な報告」をしない人はいっぱいいて、だから、時々事件になったりもしているわけですよね。(虚偽報告とか云云かんぬん・・・)

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報連相・・・ほうれんそう。

報告と連絡の違いが結構難しい・・・。

 

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