上品なシニアに会った話。
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1か月前のことだが、ホテルのレストラン(朝食)で、一人のシニア(私よりちょっと上くらいかしら。60歳くらい?)の男性が案内されていた。私も違う係員に案内され、ほぼ同じルートを歩いていたので、何となく会話が聞こえたのだが、その男性の係員に対する話し方が非常に丁寧なのに気づいた。
「こちらから料理を取っていけばよろしいですか?」
「この新聞はいただいてもよろしいものでしょうか?」
「なるほど、〇〇ですね」
すべて「ですます」なのだ。
経験上、こういう時、年長の男性(女性もだが)、係員にはため口というか、「ですます」ではない口調で話すことが多い。
「ここから料理を取っていけばいいの?」
「この新聞、いい?」
「わかった」
といったぶっきらぼうな話し方だ。
少し丁寧めに話す人でも、
「ここから料理を取ればいいんですか?」
くらいだが、このシニア男性は、
「こちらから料理を取っていけばよろしいですか?」
と非常に丁寧だったので、耳に残ったのだ。
たたずまいもとても上品な方だった。
品のよい言葉遣いで他者と接する人になりたいなぁと、私も気を付けよう、意識しようと再度思ったのだった。
・・・・
で、ちょっと前に、それとは逆のシニアをネタにコラムを書いたので、よろしくお願いします。
日経BizGate「シニアの気になる言葉遣い。なぜ、話し方が偉そうなのか?」
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たしか、この本に出てくるシニアの話し方が非常に丁寧だった、という記憶がある。(たぶん、なのだけれど)
(シニア本を20冊以上読んだので、ちょっと自信がない。自信76%くらいです)
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