セミナーあるある② クレーターのような丸い空席。
2時間のセミナーを担当したときのこと。
会場には100人のマネージャが集まることとなっていて、席の数を数えるとほぼ満席の予定でした。
来場される方は、一番後ろから座り始め、左右の端っこが埋まり、だんだんと中心に向かって席に着くような状態に。
忙しいマネージャなので、最終的には欠席が何人か出たらしく、私が立っている場所から円を描くように人がいなくて、まるでクレーターのような丸い空席。
皆さん、遠い。。。
「前が空いていますので、前のほうにどうぞ」
と何度声を掛けても動かない。
結局、前から2-3列目くらいまでの円形になった空席を目の前にしながら、2時間のセミナーを進めました。
私が講演や勉強会などに参加する際は、必ず、前の席に陣取るようにしていて、それはなぜかというと、前に座らないと、
●声が聞こえないことがある
●ホワイトボードやスクリーンが見えないことがある
●前のほうでやり取りしている内容が聞こえない場合がある
ということに加え、
●後ろに座ると人の頭や動きが気になって集中できない
からというのもあります。
講師のモチベーションという観点から言えば、あまりに前に誰もいないと、非常にさみしい。
前の列から埋まると嬉しいし、やりがいも感じるし、調子も出てくるので、サービス精神も全開になる、ということはあります。
後ろに座る理由は、「内職したい」「当てられたくない」などかもしれませんが、前に立っている人間からすると、目の前にいる方より、案外、後ろのほうに座っている方のほうが目につくもので、「隣の人とおしゃべりしているなぁ」なんてことがとても気になったりもします。
あまりにかぶりつきは抵抗があるかも、ですが、できるだけ前の方に座るほうが何かといいですよ。
聞こえるし、見えるし、集中できますし。
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