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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「怖い先輩」の記憶。

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入社3年か、せいぜい5年くらいで会社員は辞めちゃうだろうなぁと思っていた田中です。

気づけば、今年から31年目。思えば遠くに来たもんだ。

「会社員」なんて絶対に無理!「組織」なんて無理!と、世間知らずな大学生はそう思っていたのです。家族に会社員がいなかったこともそう考える原因の一つだったかも知れません。

TVで見る会社は、上司が威張り腐っているし、女性の先輩はいぢめるし、セクハラされたり、お茶くみさせられたり、ろくなもんじゃない、とイメージだけははちきれんばかりに膨らませておりましたので、実際に会社に入ってみたら、長閑な場所で、びっくりしたことがあります。外資系に入ったのがよかったようにも思いますし、バブル時代の、イケイケなのに、なんだかのんびり、という雰囲気にも助けられたでしょう。

まあ、とにかく、実際に30年、会社員をしてみて、あと15年くらいは会社員してみようかなと思っているわけでありますが、そうそう悪くないともわかってきました。

そうでなきゃ、世の中のかなりの人数が会社員をやっているわけがない。

もちろん、嫌なことも大変なことも腹立たしいことも悔しいこともあるし、10年に1回くらい「藁人形に五寸釘」レベルの憤りを感じたこともないわけではない。(あ、そうすると、過去3回も五寸釘!と思ったってことになるけど、そんなにないかな)

30年という来し方を思い出してみるに、1年目2年目の頃の先輩たちが一番記憶に残っています。

自分が若手で何もわからず、何もできず、大変な日々を送っていたから、というのもあるし、、「若いころのことのほうが思い出しやすい」という中高年の特質からも思い出しやすいという面もあるに違いありません。

怖い先輩、たくさんいたなぁ。

そして、今思えば、自分の所属と関係なく、誰彼となく、本当によく注意されたり、怒られたり、諭されたりしたものです。

本部長からは、「今年の新人は、"笑顔"で挨拶しない!」と課長経由で叱られましたし(今でもこれは、「その場で直接言ってくれよ」と思いますが)、
リーダーからは、同期同士で呼び捨てにしていたら、「うちは、〇〇さんと呼ぶ文化なのだから、下の名前で読んだり、呼び捨てにするのはダメ」と注意されたり、
全然違う部署の先輩からは、ランチタイムを少し超えておしゃべりしていたら、「昼休みはとっくに終わっているよ」とわざわざ私たちのところまでやってきて指摘されたり、
同じ部署の先輩からは、何で怒らせたのかいまだに原因は不明ながらも、「田中さんがそんな人だとは思わなかったよっっ!」とちっちゃな「っ」が2つくらい入った勢いで文句言われたり・・。

挙げたらキリがありません。

多少、とばっちり気味だったり、理不尽だったり、単に機嫌が悪いための八つ当たりだったりしたとしても、それでも、まあ、有難いというかなんというか。

今、あまり叱ったり注意したりしませんよねぇ。若い人にも。

各社のOJT制度のお手伝いをしていても、先輩がみな優しい。上司も優しい。「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」なんて言われている新人もいる。

パワハラと思われないか、メンタルに影響しないかなど昔と比べて気になることは沢山あるし、だからこそでもあるのだろうけれど、叱ってくれる人、キツイことを言ってくれる人って貴重な存在なのだと思うんですよね、今だって。

まあ、それに気づくのも年齢を重ねてからのことなので、言われた瞬間は、ただカチンと来たり、落ち込んだりするだけなのですけれども。

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そんなわけで、コラム書きました。

言葉のチカラ 第32回

その"優しさ"は本物か?――"優しい先輩"の落とし穴


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全然関係ないのですが、ジムのフルメンバーシップに登録していて、いつでも何時でも使えるカードを持って10年。
ここ5年くらいは、年2-3回しか行かなくなってしまい、1回のジム利用が3-4万円に相当する・・・という、「寄付か?」と言う状態になっていました。

一度足が遠のくと、再開できなくなるものですね。(という人は、他にもたくさんいるので、そういうもんなのでしょう)

この3連休。意を決して「退会手続き」のために事務に行ったのですが、きっと、7月末付けになるだろうと思い、折角なので、運動していこう!とランニングマシンやら自転車やらマッサージやらやっていたら、楽しくなってきてしまい、スタッフとも相談の上、「月4回だけ利用会員」というのに格下げしてもらいました。

これから毎回、「退会手続に行くぞ!折角なので、一回運動を」と思うと、続くのかも知れません。

ウォーキングも5月中旬を最後に2ヶ月サボっていたのですが、うっかり10月にハーフマラソンのエントリーをしてしまったこともあり、この高温多湿な時期に再開しました。

仕事が忙しすぎる状況が続いており、なかなか気持ちに余裕がないのですが、精神に余裕がないからこそ、肉体を使う、というのは意味あることのようにも思えます。

頑張ろう。そして、体脂肪率を22%くらいに落としたい。(現在、先ごろ発表された日本の「高齢者比率」くらいあるんですよ。とほほ)

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折角なので、自著の宣伝も。

企業で拾い集めた事例をふんだんに紹介している1冊です。

それから、『企業と人材』には、4月号からずっと連載しています。「OJT制度」についてです。
人事部、総務部などで購読しているのではないかと思います。

この連載では、「企業でOJT制度を効果的に運営するためのコツ」を、これまた企業事例と共に紹介しております。

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