【ITproで短期集中連載ちゅう】ITエンジニアとして生き残るための「対人力」の高め方(2016年3月28日~3月31日、全4回)
そういえば、今日3月31日は、30年前に日本DECという会社に入社した日です。
1986年3月31日はおそらく月曜日だったのだと思います。なので、その日に入社式がありました。
入社日は3月31日。今思うと珍しいですね。
そんなわけで、社会人歴丸30年が過ぎ、本日より31年目に突入です。
勤め始めた時は、「3年で結婚、5年で第一子、そのあたりで退職」などと思っておりましたが、実際には、5年で退職するどころかその6倍も仕事続けてきてしまいました。
こんな感じでゆるゆると仕事に就いた私は、だから、ワカモノが「腰掛け気分」であろうが、「数年で辞めるつもりです」とにこやかに宣言しようが、一切信用しないことにしていますし、朗らかににこやかに「そうですかー、それはいいですね♡」などと応じてしまうのであります。
仕事をしたことがない人間にとって5年も10年も働き続けるなんて、イメージが沸くわけもなく、ましてや、知らん世界に飛び込んで、うまく行く自信なんぞ全くないのは当然で、だから「しばらく勤めたら辞めちゃうかも」と考えてしまうのは、ごく自然なんじゃないかと思うのです。
そして、働いてみたら、案外楽しいこともあり(苦しいことも悲しいこともたくさんあるものの)、自分の働きで「お金」を得て、親からのお小遣いではなく、自分の稼ぎで物を買うというのがまた喜びだったりして、こういうの、働かないと分からなかったなぁ、と思ったりもします。
休日とか自由時間のありがたみもまた、働いていてこそのものにも思え。
なので、腰掛けだろうがなんだろうが、働き始めること、が大事なんだろうなぁーと30年経ったおばさんとしてはそう考えています。
・・・・という述懐を「3月31日だ」と気づいたために行ってみたわけですが、本題です。
日経BP社ITproサイトで今週(3/28-3/31)限定で連載しています。
先日出版した『ITエンジニアとして生き残るための「対人力」の高め方』の出版記念連動企画です。
〇本からの抜粋
〇本に掲載しなかった書き下ろし2編の掲載
で4日間連続でコラムが公開されております。
★1回目(2016年3月28日公開) : [社内編1]期待通りの成果を部下が出せないときは?具体的な指示で仕事の質を高めよう
※ 指示を出している側は、「言わなくてもわかるだろう」とか「阿吽の呼吸があるはず」などと思ってしまうことがありますが、
「言わないことはわからない」し、「相手が同じようにいつも考えるとも限らない」のです。
★2回目(2016年3月29日公開):[社内編2]部下の頑張りに無関心な上司になってない?面談をやる気を高める場として活用しよう
※ 昨年、何人かの経営者から言われたことがきっかけでこのコラムを作りました。「面談というのは最も密に部下と話し合える機会なのに、その場をうまく活用できず、かえってやる気を損ねるマネージャがいる。こりゃあかん」と言われたのです。確かにぃ、と思いました。
★3回目(2016年3月30日公開): [社外編1]自分たちの事情だけ主張していないか?相手のメリットも提示してWin-Winの関係に
※ お金の話は難しい。難しいけれど、なんでも自分たちがかぶっていたら、結果的には利益が出ず、お客様に提供できるサービスも低下していく可能性もあり、持ちつ持たれつの関係が構築できるといいんですよねぇ、というあるエンジニアさんから伺ったエピソードがベースになっています。
★4回目(2016年3月31日公開): [社外編2]人付き合いは苦手と逃げていない? 積極的に他社と交流して場数を踏もう
※ 若手に限らず、エンジニア職からマネージャになった方の中には、他者との交流を避けるタイプがいます。社交を避けているから井の中の蛙、内弁慶のままになっていて、外の事を知らなすぎる。若いころから、勉強会や社外の方からの会食など、場数を踏んでおくといいよね、というお話です。先日、ハンズラボの社長の講演で、「社外に10人知り合いを作れ!その人たちに何か聞いたら、さくっと教えてくれるような技術者のネットワークを築くといい」とおっしゃっていました。交流って大事だよね、というお話です。
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本著は、おかげさまで、多くのITエンジニアの方、あるいは、全くIT業界ではない方にもお読みいただいているようです。
絶賛販売中です。
明日は新入社員がやってきます。
新入社員研修の副読本としていかがでしょうか?(宣伝臭いw
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『ITエンジニアとして生き残るための「対人力」の高め方』
※「対人力」という言葉にひかれるエンジニアが多いような印象を受けます。
皆さん、人間関係で悩むのですよね。私もですが。