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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

『笑う介護』を読んだ!

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久々の介護ネタですが、介護界隈も勉強すると奥深く、なかなか面白いものです。

先日、キャリアコンサルタント資格試験対策本なんてないかなぁーと大手書店に出向き、「資格」コーナーに足を踏み入れたら、そこは、介護の世界で、びっくりしました。

「ケアマネージャー●級」など、介護関連の受験対策本がずらりと。チラ見してみましたが、凄く難しい。

人を扱うわけだから、医学とか法律とか広範囲に学ぶことはあるわけですよね。 あらためて、ケアマネージャさんや介護士さん、凄い!と思ったのでした。



「介護界隈」に興味があったので、人はそれをどう表現するのだろうと、いろんな切口の本を読んでいます。


ちょっと前に読んだのが『笑う介護。』

この本の主人公は、20代の女性。 両親とも50代で介護が必要になり、在宅で、世話をしています。
父上が、甘いものを食べ過ぎたことによって倒れ、その後、認知症の症状を現わすようになる。 本では、「頭が壊れている父」みたいな表現が出てきます。
母上は、がんになり、サバイブはするのですが、それでも抗がん剤治療で苦しんだりもしています。


父上の「甘いもの好き」が常軌を逸しているんです。
そんなことしたら、いずれ身体壊すだろうというほどの・・・。結果的には、脳疾患→認知症・・。

母上は、明るいキャラクタでご自身もがん患者なのに、病棟で「笑わせ隊」みたいなものを患者同士で結成し、あちこちの病室で、同じがん患者を笑わせまくり、「がん退治!」に活躍しています。

タイトルが『笑う介護。』なので、介護の現場を面白おかしく書いてはいるのですが、文章と添えられた漫画で表現されている以外の部分では相当大きな苦悩やストレスや悲しみがあるだろうなぁと経験者としては思わずにいられません。「こうでも言わなきゃやってらんない」ということなんだろうなぁとも思いました。



この20代の著者は、仕事も続けながら、お父さん、お母さんを支えています。こんなに若い内から、なんという苦労を背負ったのだろうと思いますが、「介護を笑ってみる」というアプローチもまたありですし、苦しい時はこんな本を読んでみるのもお勧めです。

子育ての風景も100人いたら100通りでしょうが、介護もまた、様々な景色があるものです。




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