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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

ストレッサ―の種類と「危機」

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父が現役の頃、ズボンの折り目をつけるために、板状の家電製品にズボンをはさんでいましたっけ。・・・ってそれ「ズボンプレッサー」やろ!

という悪いジョーダンはさておき、ストレッサ―です。 ストレスの素。

2006年春、上智大学コミュニティカレッジ(要するに社会人向け公開講座)で「ストレスマネジメント入門」を3か月間受講しました。同僚も一緒だったのに、彼はほとんど何にも覚えていないようです(笑

で、その時のノートを取り出してきて、つらつらと眺めていたら、自分で書いたメモがなかなか面白くて。共有のため、あるいは、自分自身の記録のために、ちょこっと書いておきます。

【ストレッサ―の種類】

1. 物理的(うるさい!とか臭い!とか)

2. 化学的(公害、アスベストとか)

3. 心理・社会的

3.はわかりますよね。介護問題に悩むなんてもは、「心理・社会的」だし、職場の人間関係だって「心理・社会的」です。

1.については、こういうメモがあって、「ふむふむ」と思いました。

物理的ストレッサ―。 音。 知っている人の音は耐えられるが、知らない人の音は耐えられない。 「音」はストレッサ―になるうるが、単純に「音」の大きさの問題ではない。

こう自分で書き添えているので、先生がそうおっしゃったのでしょう。

わかりますよね。

好きな人の「おなら」なら許せるが、知らない人の「おなら」は我慢ならない、みたいなことですよね、きっと。

知っている人の「げっぷ」はスルーできるけど、電車の中で聞こえてくる「げっぷ」は、なんじゃこりゃ?と思うといったような。

(たとえがいちいち汚いですが)

【心理学・精神医学における危機】

「心理・社会的ストレッサ―」としての危機についても解説があり、そもそも「効きとは、「選択や決断を迫られる転機」なんてことが語源だとか。ふむふむ。

そして、キャプランという精神科医は、危機状態を「人生上の重要な目標が達成されるのを妨げられる事態に直面し、これまでの解決方法では克服できないと認識された時に発生する、情緒的混乱と動揺の時期」と定義したそうです。

ほぉーほぉー、これ、すごーく納得。納得。

年末年始の「我が家の介護問題」で、私は軽くパニックになり、軽く「うつ状態」になりました。そのことは、後日あらためて「父の介護日記シリーズ」で詳細をレポートしますけれど、「これまでの解決方法では解決できない」と「認識」された、「情緒的混乱」と「動揺」って、おおおおおお、その通りーと思ったのでした。 表現、うまいね、キャプラン。


【危機の2面性】

●当事者にとっての危機 ・・・ 自分がその「危機」に見舞われるってことですね。

●援助者にとっての危機 ・・・ 誰かを助ける人にとっても、相手の危機が自分の危機になるってことかな。

で、そこにメモしてある自分の文字にまた、うおっ、となりました。

曰く。

「助けるために必要なのは、テクニックだけではなくて、"見通し" 。 見通しが必要」

そうだ、そうだ。

いつ終わるともわからない介護(とか、何でもいいんだけれど)。そこに「見通し」があれば、なんとなくその危機的状況から脱出できる、ってことですね。

・・・・


2006年に受講した3か月講座のノート、引っ張り出して、今頃復習している私でした。

2015年12月~、企業には「ストレスチェック」が義務化(50人以上の事業所)されます。 健康診断と同じような位置づけになるようですが、それに伴い、「ストレス」の再勉強を始めております。

他にもたくさんメモがあって、「ほぉー、へぇー」と自分の文字に驚いているのですが、またおいおいこちらに書いて行きます。(たぶん)


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