「したいことをするため」には、「したいことで自分の時間を埋め尽くす」。「したくないこと」に侵食されないように。
お友達のブロガー 立花岳志さんの連載を読んで、「おーそうーだーーーーーそうだー」と膝を打った田中です。
「職場では、空気を読むより“変人”を目指せ!」
何か文字が大きくなってしまいましたが・・・。
後半に「自分のやりたいことで自分のスケジュールを埋めていく」という話が出てきます。
これ、すごくわかるなあ、と思ったのです。
よく「やらされ感」とか「やらされ仕事」という言葉がありますが、仕事から主体性を奪われるような、受け身感。自分のせいではなく、こういう仕事を割り当てる上司が悪い、組織が悪い、と思いがちだけれど、全部が全部そうではないよなあと最近私もそう思うようになりました。
「自分がしたいこと」を全力でできるよう自分のスケジュールを埋め、したくないことが挟まる余地を作らないというやり方もあるんじゃないかと。
また、「やることが多すぎて、自分のしたいことが出来ない」というのは、ある意味、正しいかも知れないけれど、別の見方をすれば、「したいことをしていないから、他にやることが降りかかってくる」ともいえるかもしれないとも。
先日、アドラー心理学の本を読んでいたら、「目的論」という言葉が出てきて、なるほどと思ったものでした。
上記の例であれば、「やることが多すぎるから自分のしたいことが出来ない」と考えるのは、原因論だけれど、「自分のしたいことが出来ない」ことを正当化するために「やることが多すぎる」という理由を持ち出してしまう、「できない言い訳をする」という目的がある限り、状況は改善されない、といったことを指すようです。
なるほどなるほど。
できるだけしたいことができるようにプロアクティブに動くというのは大切なことなんだなと思った次第。
(こういうことを書くと、「そうはならない組織があります」という声も聴こえてくると思いますし、それはそうだと思うのだけれど、今一度、「本当にそうですか?」と自問自答してみることも必要かも、です。)