上司からの呑みの誘いを体よく断るには・・・。
ある方と話していて、「上司からの呑みの誘いを体よく断るにはどうしたらいいのだろう?」と尋ねられました。
うむ。
勤務先では、上司から突然「今晩呑みにいくぜー!」と言われ、「断れない雰囲気がある」という経験をしたことがないので、「体よくもなにも、”あ、ごめんなさい、今日は予定が”でいいんではないか?」と思ったのですが、どうもそういうわけにいかないケースもあるようで。
ま、会社の風土、上司のキャラクタ、関係性など様々な要因が絡む話しではあるので、なんとも言えませんが、この件、少し考察してみたいと思います。
状況①:
当日になって「お!今日は呑みに行くぜー。どう?」と言われた。
さしでの誘いである。
なんとなく断りにくい。
さて、どうするか。
回答例①:
「お誘い、ありがとうございますー」←まずはとりあえず礼を言う。いきなり断らない。
「あ、でもあいにく、先約がありまして・・・ごにょごにょ」←「先約」があることにする(あろうがなかろうが)
「また次回誘ってください」←むげに断ったわけじゃない、という風情を醸し出す
・・・これでしばらくはやり過ごせるのかな。
ところが、数週間すると、また、「今晩どう?」と言われる。同じ方法を取る。2回目くらいまではいいかも。
でも、もう「回答例①」はいつまでも使えない。
さて、どうしよう?
回答例②
「お誘い、ありがとうございます。」
「今、医者にお酒を止められていまして」 ← 体調を理由にする
・・・ 「いいよ、ウーロン茶でも。俺が呑みたいんだから、つき合ってよ」と言われたらおしまいか。
回答例③
「お誘い、ありがとうございます。」
「夜は、学校に行っているので・・」「家事があるので・・」「猫が待っているので」「植木に水をやらないといけないので・・」
あるいは、
「Afterファイブは、プライベートに使うと決めているので」←はっきり意思表示してしまう
その上で、
「よかったら、ランチ、いかがですか?お酒は飲めませんが、お話はランチでぜひ」← スマートだが、酒を呑みたい上司にはあまりいい顔されないかな。
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む、む、む、難しい。
今の時代、強制すると、パワハラにもなってしまうので、あまりしつこく誘わない上司が増えてはいると思いますけれど、やはり、今でも断りにくいケース(職場、関係性、個性など)があるのではないかと思います。
どうやって断っているのでしょうか?
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2回断られたら、自分とは行きたくない、という意味だろうと推測して、あきらめるといいのだろうとは思うけれども・・・。(それはそれでさみしいものもありますが)
・・・・私自身は、「呑みたい相手」としか呑みたくない、という姿勢を2008年から貫いているので、お義理で呑むことはまずないのですけれども・・・。世の中、いろいろありますよね、きっと。