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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「電話とらないんだよねー」と嘆いていないで。

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おとといの晩、友人から届いたメッセージに、

「淳子さんの誕生呪いの件だけど」

とあり、

「おお、誕生日祝いしてくれるのか、やったー」

と思ったものの、何か、目の端に不穏なものをとらえた気がして、再度、読み返すと、

「誕生日呪い」

ではあ~~りませんか!

iPhoneで見ていたので、目の錯覚? 夜だから老眼も重なって見えない? 見間違い?と二度見、三度見して、やはり、

「誕生日呪い」

とあります。

むむむ。

敵もサルもの、引っ掻くもの。 きーっ!!

さて、本題です。

「新人がさー、電話取らないんだよね」といって嘆いている先輩がいます。
「教えているのに、ノートに書かないんだよね」といって嘆いているOJTトレーナーがいます。

いつも思うのですが、

「電話取りなさい」
「ノート持ってきなさい」

と言えばいいのに、尋ねると、

「えー、そんなこと、何度も何度も言わなきゃいけないんですか?」
「言わないとわからないんですか?」

という答えが戻ってくることも。

「だって、困っているんですよね?」
「だって、改善したいんですよね?」
「だったら、指導すればよいのでは?」

とさらに突っ込んでみると、

「そこまでしないといけないんですか?」

なんて答えも・・・。

でも、できていないと思っていて、そこを改善したいと思っていて、いや、とにかく、仕事が効率よく回る、生産性を上げることが目的で若手を育てているのだからして、「できるように指導する」のは、上司や先輩のお仕事だと思うのですよ。

口を酸っぱくしても言う。
相手の耳にタコができるまで言う。

行動が変容するまで言う。

もちろん、同じいい方ではなく、工夫して。

口は酸っぱくもならないし、
耳にタコができた人もいないけれど、

手を変え品を変え、育てるのは、やはり、先を行くものの役目だと思う次第。


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