”コミュニケーション”の筋肉痛を乗り越える
4月20日(土)東京ドームシティ内プリズムホールにて「適職フェア」の基調講演を担当いたしました。
大変寒い中、大勢のご来場者、ありがとうございました。
椅子席はおそらく60くらいだったのではないかと思いますが、立ち見が時間を追うごとに増えていき、130人とか150人とかいらしたようにも見えました。持参した資料100部は全部なくなりました。お手元に届かなかった方、申し訳ありませんでした。
来場される方は30代を中心としたエンジニアとお聞きしていたので、「身近な例」「今すぐ使えそうなスキル」をご紹介しようと用意したのが、「聴き方」「説明の仕方」「質問への答え方」などです。
年齢層は思った以上に幅広かったので、ベテランの方には、ちょっと物足りない部分もあったかと思いますが、何事も基本は大事なので、再確認と思っていただければ幸いです。>ご来場のみなさま。
最後のほうでいつものように「コミュニケーションの筋肉痛」についてお伝えしました。
聴き方のスキルを学び、実務で試す・・・。すると、「聴き方そのもの」に集中せざるを得なくなり、内容が耳に入らなくなることがある。「聴き方を気を付けていると、中身が聴けないので、本末転倒ではないでしょうか?だったらいつものように聴くほうが相手にも失礼がないのでは」とおっしゃる方もおいでです。
でも、これ、「筋肉痛」みたいなものなんですね。
「聴き方に気を付けなければならないけど、つらい」というのは「使い慣れない筋肉を使って起こる”コミュニケーション”の筋肉痛、みたいなもの」なのです。
意識して、集中してスキルを使う→だんだん慣れてきて自然にできるようになる→それはもうすでに自分の能力になる・・・すると、もう意識しなくてもスキルを使っている・・・。ここまで至るのに少しだけ「筋肉痛」のフェーズを我慢しないといけない。
能力というレベルに昇華する手前で、あきらめて、普段通りにしてしまう方がいらっしゃるのだけれど、今のコミュニケーションをなんとかしたいと思っていたら、そこを少しだけ我慢して、「ああ、今、自分は”コミュニケーション”の”筋肉痛”だなあ」と涼しい顔して通り過ぎていかねばならない。
そんな話をして終わりました。
ところで、このブログをご覧になっているという方、私のFacebook Pageをご覧になっているという方などもご来場くださいまして、本当にありがとうございました!
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檀上に上がりまして、会場全体を見渡すと、なぜか、大木さんがちょこんと座っていらっしゃる。
当日朝、twitterで、「時間あれば行くかも!」とコメントいただいていたのですが、まさか本当にお越しになるとは。 いやぁ、ほんと、こういうの照れくさい。
でも、ちゃんとブログに書いてくださいまして、ありがとうございました。ええ人やなぁ(笑
ほかにも私の連載などを数年前から読んでくださっている方もご来場くださいまして、講演の後は、みんなで昼ビールを堪能しました。
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